飛沫感染防止のアクリル板設置
小児歯科院が最後になりましたが、アクリル板の設置を終えました。
コロナ禍の中、歯科医院経営は厳しい状況となっています。
家賃や人件費など固定費は削れない状態!
そんな中でもコロナ感染対策は、
必要なものであるとの認識はしています。
先日まで、ビニールカーテンの簡易的なものを設置していました。
簡単に収束すると思っていたコロナ感染症ですが、
今となってはワクチンが年内に行き渡るか?
非常事態宣言がいつ終わるのか?
また、秋以降どうなるのか?
手探りの状態が続いています。
工務店の方に頼めばすぐに終わる話しですが、
コストを考えるとなかなか踏み切れず、一年が経過してしまいました。
アクリル板設置に関して、ネットに情報が出てきたので
DIYでも可能ではないかと自作のアクリル板設置を試みました!
上下をステンレスのコノ字型のレールをネジで固定し、
あらかじめ計測済みで裁断されたアクリル板を購入!
多少、サイズ違いがあったので
アクリル板カッターで調整後、レールに通して遊びをスポンジで止めて
完成です!
スポンジを入れたあと、保護用紙の「剥離」の儀式をしています。
さすが、業者用のアクリル板です。
透明度が違いますね!正面から見ると分からないほどなので、
側面から撮影しました。(一枚目と同じです)
物品の陳列スペースも確保して、飛沫対策も万全!
コロナ感染対策に一役かってくれると思います。
受付に入った時の安心感が増した気がします!
病院の受付 三種の神器
「検温機、アルコールスプレー、アクリル板」でしょうか。
簡易的ビニールカーテンから始まり、しっかりしたものが設置できました。
コロナ感染対策は、日常化しています。
「マスク、手洗い、うがい」
まだまだ、数年かかりそうです。
その中でも、子供たちは成長していきます。
3年も経つと、生まれたての赤ちゃんにも歯が生えそろう。
子供たちにとっては、一年って長いものです。
大人は、10年がすぐに過ぎていきます。(笑)
子供達のむし歯予防、歯並び予防には「待った」はありません。
コロナ禍でも成長はしていきます。
歯科医院に来れない、行きにくい環境は、続きますが
なるべくなら直接話しかけて、
その子に合わせた指導をしていきたいと思います。
「安全と安心」が目で見てわかる歯科医院作りに一役買ってくれると思います。
これからこのブログで、小児歯科分野についても発信していきます。
こんな時期だから、コスト削減。「DIY」
僕にとっても忘れられない思い出になるでしょう。
「そうそう、あの時自分たちで作ったよねぇ〜!」
早くそんな日が来て欲しいものです。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義