飛沫感染防止のアクリル板設置
小児歯科院が最後になりましたが、アクリル板の設置を終えました。
コロナ禍の中、歯科医院経営は厳しい状況となっています。
家賃や人件費など固定費は削れない状態!
そんな中でもコロナ感染対策は、
必要なものであるとの認識はしています。
先日まで、ビニールカーテンの簡易的なものを設置していました。
簡単に収束すると思っていたコロナ感染症ですが、
今となってはワクチンが年内に行き渡るか?
非常事態宣言がいつ終わるのか?
また、秋以降どうなるのか?
手探りの状態が続いています。
工務店の方に頼めばすぐに終わる話しですが、
コストを考えるとなかなか踏み切れず、一年が経過してしまいました。
アクリル板設置に関して、ネットに情報が出てきたので
DIYでも可能ではないかと自作のアクリル板設置を試みました!
上下をステンレスのコノ字型のレールをネジで固定し、
あらかじめ計測済みで裁断されたアクリル板を購入!
多少、サイズ違いがあったので
アクリル板カッターで調整後、レールに通して遊びをスポンジで止めて
完成です!
スポンジを入れたあと、保護用紙の「剥離」の儀式をしています。
![](/wp-content/uploads/image0-10-1024x768.jpeg)
さすが、業者用のアクリル板です。
透明度が違いますね!正面から見ると分からないほどなので、
側面から撮影しました。(一枚目と同じです)
![](/wp-content/uploads/image1-7-1-1024x768.jpeg)
物品の陳列スペースも確保して、飛沫対策も万全!
コロナ感染対策に一役かってくれると思います。
受付に入った時の安心感が増した気がします!
病院の受付 三種の神器
「検温機、アルコールスプレー、アクリル板」でしょうか。
簡易的ビニールカーテンから始まり、しっかりしたものが設置できました。
コロナ感染対策は、日常化しています。
「マスク、手洗い、うがい」
まだまだ、数年かかりそうです。
その中でも、子供たちは成長していきます。
3年も経つと、生まれたての赤ちゃんにも歯が生えそろう。
子供たちにとっては、一年って長いものです。
大人は、10年がすぐに過ぎていきます。(笑)
子供達のむし歯予防、歯並び予防には「待った」はありません。
コロナ禍でも成長はしていきます。
歯科医院に来れない、行きにくい環境は、続きますが
なるべくなら直接話しかけて、
その子に合わせた指導をしていきたいと思います。
「安全と安心」が目で見てわかる歯科医院作りに一役買ってくれると思います。
これからこのブログで、小児歯科分野についても発信していきます。
こんな時期だから、コスト削減。「DIY」
僕にとっても忘れられない思い出になるでしょう。
「そうそう、あの時自分たちで作ったよねぇ〜!」
早くそんな日が来て欲しいものです。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義