こんにちは!ハートフル歯科医院、管理栄養士の堀です。

今日は歯に必要な栄養素についてお話します。

皆さん歯に必要な栄養素といったら、一番最初に思い浮かぶのは『カルシウム』ではないでしょうか?

カルシウムは骨や歯を作る栄養素のひとつです。またそれだけではなく、神経が働く時や筋肉を使う時に必要な栄養素なので、体に必要不可欠な栄養素なのです。

そんなカルシウムですが、どんなお食事に入っているか知っていますか?そう!牛乳やヨーグルトなどの乳製品、後は小魚ですね。もちろん。海草や緑黄色野菜などにも含まれています。

カルシウムですが、実は体に吸収されにくい栄養素。しかも、食品によって体に吸収できる量が違うんです。

例えば、牛乳。牛乳に含まれているカルシウムの量はコップ1杯で約110mg含まれています。しかし体に吸収されるのは全体の約40%しか吸収されません。

小魚の場合吸収率は約30%、野菜などは約15~19%です。

3~5歳のお子様が1日に必要なカルシウムの量は約550~600mgなので、かなりの量のカルシウムが必要になってきます。

では、どうやって摂取するとよいのでしょうか。

実はビタミンDを一緒に摂取すると、カルシウムが吸収されやすくなります!

ビタミンDが多く入っている食品はきのこ類。とくにまいたけに多く含まれています。

あとは、いわしやしらすにも多く含まれています。小魚はカルシウムとビタミンD を同時に摂れる食品ですね。

一杯の牛乳(又は乳製品)と、ビタミンDの多い食品を食事に取り入れると、カルシウムを効率よく摂取できるようになります。

丈夫な歯を育てるためには、バランスの良い食事を!

牛乳や小魚、そしてきのこを食べて、歯を強く育てていきましょう!

医療法人社団徹心会ハートフル歯科