乳歯のシーラント治療
2歳半頃、乳歯列は完成する。
E-Eと表記され、上下10本の歯が生えてくる。
3歳を過ぎると、歯ブラシ練習だけでなく、本格的なむし歯予防治療にくる子供もチラホラ。
たまたま、3才のお子さんの後に、4才のお子さんがやってきて、対応したので話題にしてみたい。
注意:個人差が大きいので、あくまで一般的な話となります。
2才のお子さんは、イヤイヤ 泣きながら、やらせてくれません。
3才のお子さんは、他人に歯を触られるのを嫌がる感じです。大泣きしながら、クリーニングを受けています。話せば分かるのが、3才です。
4才になると、歯医者さんにも慣れてきて、このようにシーラントの処置が可能になります。
この4才になるお子さんも去年は、ワァーン、ワン泣いてきました。1年間で心も身体も大きく成長しています。
シーラントとは、歯の噛み合わせの面の凸凹をプラスチックで埋めて歯ブラシをしやすくする処置です。この治療のポイントは、しっかり防湿をして唾液や口腔内の湿度のコントロール下で治療をする事です。ZOOという、防湿器具を3分くらい連続して口腔内に保持しなければならず、お子さんは辛抱を強いられます。痛くはないので大人は問題ありません。
1才〜 歯が生えてから、歯医者さんに慣れながら。
3才〜 むし歯予防の為に通うお子さん。
6才〜 生え替わりの見守りに移行していくお子さんへ。
歯医者さんで泣いちゃうお子さんも、簡単なことから始めていくと、段々と慣れていき、むし歯予防処置も上手に進められます。
1番大変なのは、いきなり痛みの強い状態から始まる場合です。突然注射から始まるからです。
ムリやりやる話になるので結果、歯医者さん嫌いになってしまいます。(悲しい)
歯医者さんは、むし歯予防する場所なんです。
3才までに、むし歯が出来る前から、歯医者さんには行って欲しいですね。
そうしたら、むし歯にならずに済む可能性が高まります。
6才を過ぎたら、「生え変わりの見守り」が、歯医者さんの対象になります。^_^
歯医者さんと仲良くなれるのが1番ですね。
僕は、帰り際 ハイタッチ でお見送りします。(╹◡╹)♡
全ては、全国の子ども達の笑顔の為に・・・
下田孝義