乳歯の歯並びは隙間が必要
久しぶりに気持ち良い、むし歯ゼロ。子供らしいキレイな歯並びを見たので思わず写真を撮らせてもらいました!
「授乳・離乳食からの歯育て」 と本には書かせてもらいました。
本の出版から2年半を迎え、そろそろ本を読んだ保護者の方の歯育てが現在進行形となっています。
2才半といえば乳歯列完成期です。
しっかりと顎育ても進み、隙間が空いている理想的な歯並びになっています。
乳歯列は、霊長空隙、成長空隙と隙間がある方が良いのです。
大人の歯は、子供の歯の1.5倍になっています。
だから、お子様にはむし歯ゼロですくすくと顎育ても進めてほしいと思っています。
むし歯予防に関心がある保護者の方が多いと思います。
しかし、顎育てについても伝えていきたいと思います。
食事、嚥下や呼吸などの機能、癖などです。
通院しているお子様には、待合室やキッズ広場で遊んでいる姿からも癖や習慣を探しています。
昨日も舌癖、指しゃぶりなど保護者の方と話題にしました!
そう家庭の中での主治医は保護者の方なんです!
そこで、「親育て」
親だからなんでも知っているわけでありません。
父親もしている都合でよく理解していますが、世の中は知らないことばかり。
その道の専門家にはかないません。
歯科医院では、保護者の方に年齢に合わせた情報提供を行う必要があり、家庭では私たち歯科医師、歯科衛生士に代わり、主治医として歯育て・顎育てに参加してもらいたいと思っています。
むし歯予防をキッカケに来院てくれる子供達。
その時に、「親育て」もやっていきたいと思います。
むし歯以外にも、歯科医院きっかけで対処しなければならないものがある事を知ってもらいたいと思っています。
全ては、患者さんの笑顔の為に・・・
下田孝義