お子さんのむし歯治療では、まだまだ小さいむし歯が多いんです。エナメル質に限局したむし歯が多いものです。
６才臼歯は生えたてのためにまだエナメル質が完成していません。その上、歯の表面の凸凹がしっかりしています。だから、汚れが、ついたら取れにくい。
柔らかいエナメル質は、むし歯になりやすいものです。

点状のむし歯を見つけました。お母さんは、ビックリ！
「削らない方が良いですよね。」
「なら、レーザで焼き飛ばしちゃいましょう。」

レーザーシーラントの説明をしました。

レーザーで、焼き飛ばすと、このように蜂の巣のような虫歯の広がった状態になりました。やっぱり。
しかし
ドリルは使いません。蜂の巣状のむし歯の穴を流れの良いプラスチック(シーラント)で埋めていきます。注射やドリルを使わずにむし歯治療を完了しました。音や振動は、少しありますが、ほぼ無痛で治療は、完了します。

レーザーの効果で、歯質硬化します。
小学校低学年のお子さんは、「削れる」に恐怖します。
だから、こそ削らない！
レーザーシーラントは、6歳臼歯のむし歯治療に最適といえるでしょう！

今日は、突然のアクシデントです。
チタン乳液を流しながら、レーザーは、火花を散らしています。そのチタン乳液が、詰まってしまったのです。処置前のアクシデントにビックリ仰天！
スタッフが、矯正用のワイヤーを詰まってしまった部位に挿入！心臓カテーテルさながらに詰りを解除してくれています！
臨機応変な対応。みんなの力で乗り越えることができました。^_^

狭窄部位を特定して、下からワイヤーを入れています！スゴイ技でした。^_^

今日もレーザーは、順調に動います。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科