ハートフル歯科から歯科技工士さんへ
2014年度、アメリカのタフツ大学の歯学部に20台のセレック(CAD/CADM)が導入された。
その年は、全米の20数校の歯学部に同時に納品された。
定員40名前後の歯学部に20台納品されたということは、相互実習で全員使用するのに充分な数となるでしょう。
日本は、なんでも「アメリカに10年遅れている」と言われています。聞いたことありませんか?
若い皆さんにお聞きします。
10年後に日本中の歯科医院でもCAD/CAMが使われるようになっていたらどうでしょうか。
ついていけていますか?
未来は、そこにあります。
容易に想像がつきます。日本は超高齢社会です。 高齢者が増えています。しかし、どうでしょうか。残存歯牙は、多くなっていることもご存知でしょうか。
表を見てください。
2015年60~69歳までの高齢者の平均残存歯は、20本をほぼ超えています。残存歯牙の増加に伴い入れ歯の需要はどうでしょうか。表を見る限り、もう総義歯の方は、減っていることが予想されます。
その方の10年後は、どうでしょうか?
2025年でも、ほとんどかわらず、歯があります。今後は、右肩上がりに残存歯は増えていきます。
総義歯は、減り、なくなっていくのです。それが未来の日本人のお口の中の状態です。
高齢者の歯は、残っているんです。それが間違いない未来なのです。
今後の歯科界は、「予防、歯冠修復、矯正」が中心となるでしょう。
若い皆さんには、気づいて欲しい。
アメリカの歯学部教育での歯冠修復は、チェアサイドCAD/CAMが主流になります。大学教育がそう変わるからです。
今後の歯科界の流れを感じて、CAD/CAMを学べる就職先を先取りするという選択肢は、どうでしょうか。
歯科業界の求める未来の歯科技工士の仕事の仕方が、ハートフル歯科総合グループには、あります。
患者さん来院→歯科技工士による補綴の説明→麻酔、形成、カメラ撮影→形態や色をコーディネート→
歯科技工士によるセラミックデザイン→ミリングマシンによる作製→歯科技工士による研磨→歯牙へ装着
1時間程の間にむし歯治療を終える事ができます。
「麻酔も1回、来院も1回、すぐに綺麗なセラミックの歯が入ります。」
これが未来のむし歯治療になることでしょう。もう現実の世界になっています。この治療が広がっていくことが、分かっています。
未来の歯科技工士さんの姿なのです。
診療室内で活躍できる歯科技工士が望まれています。現に保険点数に、義歯の修理に技工士加算の算定項目が加わりました。
やんわりと厚生労働省も院内技工士を増やすように誘導しています。
そして、アメリカではセレックを中心としたセラミック治療が行なわれています。
ハートフル歯科総合グループは、チェアサイドでのブロック消費量が7年間日本一と言われ、セレックとCAD/CAMに精通しています。
卒業してどのようなお仕事をするのかによって人生は大きく変わります。
自費のものを扱い、将来の主流になるであろうCAD/CAMを学べる環境。
「定時帰宅、社保完備、有給」を、お約束できる職場は、いかがでしょうか。
例年の国家資格の合格者数に焦点を当ててみます。
歯科医師国家試験 約2,000人合格
歯科技工士 約1,000人合格
10年後には、歯科医師数に対して明らかに歯科技工士数が足りません。
気づいてください。皆さんは、「金の卵」なのです。
この流れが日本の歯科の未来となるでしょう。ハートフル歯科では、その全ての準備をしています。
歯科技工士の仕事は、
- CAD/CAMデザイナー
- 補綴コーディネーター
- 矯正コーディネーター
- マウスピース作製
- 義歯の修理などとなります。
ハートフル歯科総合グループでは、患者さんが来てから仕事が始まるので、仕事が溜まることがありません。
だから、残業は、ありません。定時帰宅が可能になります。技工所は、納期が迫ればやるしかないのです。
「定時帰宅、社保完備、有給」
仕事もプライベートも充実!皆さんの明るい未来を応援します。
ハートフル歯科総合グループに是非遊びに来てください。メンバー一同お待ちしております。
下田 孝義
技工士の一日
9:00~ 院内の掃除
おはようございます!
朝一番のお仕事は掃除です。
患者さんに快適に治療を受けて頂く為院内の感染予防の為、清潔な院内環境を整えています。
9:20~ ミーティング
スタッフ全員が集まり、ミーティングを行います。
一日の診療が円滑に進むようにご予約を頂いている患者さんのカルテのチェックをしたり、意見交換をします。
9:30~ 診療スタート
技工物を管理するのが技工士の大切な仕事のひとつです!
模型の調整や、ご予約に合せて技工物が届いているか確認します。
14:00~15:30
スタッフ皆で昼食、休憩時間がたっぷりあるので、ゆっくりできます。
15:30~ 午後の診療スタート
治療のアシスタントについたり、CAD/CAMでセラミックのインレーやクラウンを作ったりします。
口腔内を直接見れるので、本当に勉強になります。
午後の診療が終わりました。
最後に片付けや翌日の準備、清掃を行います。
19:00 帰宅
今日も一日お疲れさまでした。
新メンバーに贈る先輩技工士からのメッセージ
当院ではCAD/CAMに力をいれており、年間2,000本以上のセラミック補綴物を製作しています。
経験豊富な先輩技工士が丁寧に技術指導をしてくれます。院内技工士なので実際に患者さんの口腔内を見て補綴物を製作する事ができます。患者さんから「とてもキレイで本物の歯みたい」というお言葉をよく頂きます。そんな言葉をかけてもらえると、技工士としてとてもやりがいがあります。
また、学びたいスタッフはセミナーや勉強会に積極的に参加したり、スキルアップもできます。いつもスタッフ同士助け合いながら、アドバイスや意見交換をして、お互いに高め合っています。