セラミックのすすめ

なぜ、セラミッククラウンが良いのか!

審美的に白い方が良いのは、当然です。オールセラミックは、歯のすり合わせが天然歯に近いことが良いのです。(割れるセラミックの勧めへリンク設定)しかしメリットは、それだけではありません。セラミックと歯は、良く接着します。

(別ページ参照)

そこで、セラミックの厚み2mmだけを削合して、あとは、ガタガタしないようなシーティングを与えるような削合すれば、セラミッククラウン用の形成になります。(シーティングについては、ここは歯科医師向けではないので割愛します。)

要は、下図のように歯のTOPの部分をスパッと落としただけで、帽子のように白い歯をかぶせるだけで治療が完了します。

銀歯 セラミック

この帽子型のクラウンは、セラミックの透明性から可能になり、カメレオン効果で歯質とセラミックの境界線を目立たなくさせてくれます。 この位置に境界線を設定することで、多くのメリットが生まれます。 この帽子型クラウンは、歯肉縁上で黄色の様な断面のエナメル質と象牙質に強固に接着が可能になったことに起因します。

この帽子型のクラウンは、セラミックの透明性から可能になり、カメレオン効果で歯質とセラミックの境界線を目立たなくさせてくれます。

この位置に境界線を設定することで、多くのメリットが生まれます。

この帽子型クラウンは、歯肉縁上で黄色の様な断面のエナメル質と象牙質に強固に接着が可能になったことに起因します。

銀歯用にオレンジの部分に接着面を求めると、唾液や歯周ポケット内から出る浸出液の影響でしっかりと接着する分かりません。

接着の好条件は、歯肉縁上で、唾液や呼気(吐く息)などによる湿潤状態を(水分)排除することです。

セラミックの帽子型の形成でしか、その条件は成し得ない特殊な条件下で接着操作をします。

この条件を満たす治療には、多少の技術が必要です。

なぜなら大学教育にCAD/CAMの授業がないからです。

ハートフル歯科では、すべての歯科医師がインストラクターとなり、歯科医院を上げて、全国の歯科医師へ実習を通じての普及活動を3年前より行なっています。理事長の講演活動は、6年前より行なっています。

しっかりと歯牙に接着した、セラミックは、キレイに歯列の中にハマります。

帽子型のクラウンの予後に与えるメリットについて説明します。

まず、異物の境界線からむし歯や歯周病が始まることは、容易に想像ですると思います。しかし、帽子型のセラミックは、そもそも静電気を帯びないでバイオフィルムやプラークが付きにくいのですが、それ以外に設定位置が歯牙の真ん中にあるので、歯ブラシが届くんです。清潔さを保ちやすいんです。

セラミックと歯牙の境界線(マージン)が常に清潔なクラウンの予後は、良好です。

逆に歯牙と歯肉境界部分に境界線(マージン)が来ると、歯ブラシしにくい位置、接着が怪しく、プラークやバイオフィルムを呼び込む金属を配置することになり、むし歯や歯周病を誘発します。これでは、銀歯の予後って不安になりますよね。

また、銀歯は、グレーの形に削られて銀歯で覆われる構造になるので外側にある強固なエナメル質を一気にドリルで削る事になります。歯質がなくなっては、歯牙の強度は、下がってしまいます。

結局、薄黄色いエナメル質は、削られ支台歯が残るのです。

帽子型の削合法では、薄い黄色いエナメル質が丸々残り歯牙の強度は、下がりません。

さらに、その構造から噛む力がどう向くのかも検討が必要です。

噛む力は、垂直に押される力と、グリグリと横にゆすられる力に分解されます。

銀歯を支える、支台歯は、グレーの部分は、少しし残っていない歯質を裂くような力になっていることが伝わりますか。そう、銀歯は、噛む力で長期的には、根っこの破折を誘発します。

セラミックは、どうでしょうか。

強固なエナメル質に下支えされて、いるのでなかなか破折しません。横にゆすられる力は、接着によって維持されます。無理な力がかかると、接着が崩壊して、セラミックが脱離して来ます。

セラミックが外れることは、ダメなんでしょうか?

そうしたら、少し大きめ削って、接着面積を増やして、ワンデーで作り直します。

セラミックの帽子型クラウンは、常に歯質をなるべく削らずに、歯牙の強度を下げずに、審美性も確保する治療法です。正式には、オクルーザルベニアクラウンと言います。院内では、CAP型クラウンとか呼ばれています。しかし。このサイトでは、あえて帽子型クラウンと書かせてもらっています。

そのほうがイメージしやすいと思っています。

なるべく歯質を残し、神経を取らない、根っこの破折を防ぐ。

自分の歯で、生涯食事をして行くことをハートフル歯科では、「祈り・願い」治療を行なっています。

セラミック治療は、従来の歯医者さんでの被せ物の概念。

「外れない、割れない」という歯科治療と違う立ち位置をとっています。新しい概念です。

セレミックは、ワンデーで作り直せます。

患者さんの大切な歯は、削ったら元に戻せません。

過剰切削による歯科治療をハートフル歯科では、推奨していません。

「デジタル化、セラミック、接着」

ハートフル歯科の治療は、従来の歯科治療とは、異なった視点から進化しています。

未来の歯科医院像を私たちは、ここに見ています。

CAD/CAMを使用した、歯科医療を10年行なって多くの失敗と、患者さんからのご指導をいただきました。

しかし、自分が受けたい歯科治療を探しています。

僕の口の中には、歴代の勤務医の先生にやってもらった合計12本のセラミックが入っています。

もうすぐ、10年を越えようとしています。

破折やむし歯の再発などは、ありません。

もちろん、メインテナンスや歯ブラシなどは、しっかり行なっています。

しっかりとした教育を受けた歯科医師から治療を受け、メインテナンス、ホームケア次第で、口腔内の健康に不安なく生活ができています。美味しく食事ができています。

家族や友人と楽しい時を過ごすことができています。

自分自身の体験も含めて、セラミック治療の良さをこのHPを通じてお伝えします。