ハートフルの診療方針

ハートフル総合歯科グループでは「予防・精密・協力」という3つのキーワードに基づいた診療を行っております。

予防重視の歯科治療

ハートフル歯科グループでは予防・メンテナンスに力を入れています。
「歯を削る治療」より、「歯を削らない予防・メンテナンス」に皆さんの興味はあるのではないでしょうか。 歯を削ったり、抜いたりしたいと思っている方はいないはずです。

誰だって美味しく食べて、楽しく話し、笑顔で過ごしたい!

そんな幸せな生活、幸せな人生を過ごすためにも、むし歯や歯周病にならないよう応援してします。 予防検査(ハートフル歯科では、むし歯菌リスク検査、歯周病ポケット測定、口臭検査の三つを総称した検査)から、おひとりおひとりに合わせた予防プログラムをご提案しております。

むし歯や歯周病にならないお口の環境作りを一緒にしませんか?

診療内容

診療内容

ハートフル歯科グループでは、歯科におけるあらゆる分野への対応ができるよう、
ドクターにも専門性、歯科医療の総合力を求めています。

理事長の下田孝義は、口腔外科に精通し、インプラント学会認定医でもあります。
功績が認められ、歯科医師臨床研修指導歯科医としても登録されています。
また、セレック国際指導員として、国内の歯科医師の先生方に指導も行っております。

矯正専門医の下田ミナは、日本矯正歯科学会の認定医はじめ、インビザラインドクター、床矯正研究会、成人矯正歯科学会での症例検討など、矯正の中でも幅広い技術、症例対応に力を注いでいます。
近年は、インビザラインの欧米の学会に参加し、世界の先生方にご指導を頂いております。

拡大・精密治療

私たちが受けたい治療 拡大・精密治療

皆さん、細かな字を読むときにル―ぺを使うと「よく見えるなー!」と思うことはありませんか?
野球観戦、コンサ―トで選手や歌手の顔を「じっくり見たいなぁー!」と思うことはありませんか?

私たち歯科医院で働く歯科医師、歯科衛生士は、お口の中の非常に細やかな仕事をしております。

髪の毛一本でも感じる、繊細な感受性を持つのが「歯」なのです。

微細な段差も見分ける、歯や舌の感覚に負けない。
むし歯菌や歯周病菌に付け入る隙を与えない精度の高い治療が必要です。
だからこそ、拡大する必要があります。

天文学の専門家が望遠鏡をのぞくように
細菌学の専門家が顕微鏡をのぞくように
分子学の専門家が電子顕微鏡をのぞくように

歯科医学の専門家は、拡大鏡やマイクロスコープをのぞきます。

小さな物をみるための道具は、多くの分野で開発が進み、活用し、活躍しています。
我々、歯科医師も必要に応じて拡大することで精度の高い診療をしなくてはならない。
私が受けたい治療、それが拡大診療だと思っています。

拡大治療

拡大治療

細かな作業をする歯科医師だからこそ、拡大して正確な細やかな作業、治療が必要とされます。

ル―ぺで見ながら字を書くと、普段より小さくてもきれいな字が書けます。
私たちは拡大鏡 (2~3倍)を装着すると、今までより粗が見えるので、普段の力以上の仕事が可能です。

だって、そう思いませんか。
見えちゃうんですもの。q(^^)p

なにより、自分達が受けたい医療を目指している私達ですので「こんないいものは、無い。」とかねてより考えておりましたが、今回メンバ―全員で、拡大・精密治療の世界を開くことにしました。

拡大・精密診療で見えるようになり、自分のむし歯や歯石、接着剤の取り残しを見つけることができるようになりました。
今まで以上の細い糸で縫うことで、歯肉の治りも早くなり、傷もきれいに治ります。
今後は、見えることで、自然にレベルアップしていきます。
自分の粗もみえちゃいます。 お恥ずかしい。m(, ,)m

精密治療ってなんでしょうか?

精密治療ってなんでしょうか?

心臓外科や脳外科の手術で使用されているマイクロスコープを歯科へ応用することで、肉眼の20倍まで拡大できます。
歯の中の構造、汚れが各段に見えます。他の医院で見落としていたものも見えてきます。

根っこが曲がっていたり、根っこの中の出血、割れていたり、マイクロスコープで新しい発見、痛みの原因を診ることができます。

また、CT画像を併用することで、内側からの確認と3次元的に歯を診断し形態を理解しながら、マイクロスコ―プをみていくことで更に進歩した治療が可能になります。

CT-マイクロの連携によって、格段に診断力、治療力が向上します。

また、何せ20倍ですから出来上がった被せ物や詰め物などの適合なども、肉眼ではぴったりでも、隙間が見えることもあります。

-皆さんは、老眼や近視のまま、メガネもしないで生活する方を見かけませんか。-
その方に細かな作業を頼みますか?
匠の技を持つ人ほど、眼を大切にします。
ル―ぺや双眼鏡、望遠鏡、を上手に使用して、プロのお仕事をします。
なければできないものです。

私たちは、歯科のプロフェッショナルとして拡大・精密治療を行うことを宣言します。

  • 拡大診療を始めると姿勢がよくなります。
  • 良い姿勢での診療は、腰痛防止につながります。
  • 患者さんに近づきすぎないで治療ができます。粉塵で眼を傷めるリスクも減ります。

良い治療を長くしていくためには、私たちの健康も必要です。
拡大・精密治療は、"眼に優しく、腰に優しく、患者さんに優しい"

ハートフル歯科グループでは、拡大・精密治療の時代を迎えました。

協力

三鷹ハートフル総合歯科グループでは、「協力」をテーマに医院運営を行なっています。

歯科医師ー歯科技工士ー歯科衛生士が協力し合ってチーム医療を行なっています。
歯科医院には、大きく「予防」「治療」「管理」の3つの役割があります。この3つ役割を分担・協力しています。
ハートフル歯科総合グループでは、チームとして3者が相互に仕事を共有し、尊重し、感謝し合える環境を目指しています。
そのために、お互いに意見が言える環境があります。

歯科衛生士さんは、むし歯や歯周病にならないように、唾液検査に始まる、お口の中の細菌のコントロールをお願いしています。毎日の歯ブラシ指導に始まる『予防』、治療後には、出来上がったセラミックや大切なご自身の歯の表面や歯肉との境目の細菌叢のコントロール『管理』をしてもらいます。
定期的なお口の中のチェックアップこそ、むし歯予防、歯周病予防、歯並び予防には、欠かせません。
大きく分ける3つの役割のうち、主に2つを担うのが歯科衛生士なのです。

歯科技工士が、歯科医師が削った歯をCAD/CAM画面上で、20倍に拡大してチェックし、新しい歯を作成します。大きく『治療』部分で関わります。
歯科医師が見ているお口の画像は前のみですが、カメラは、全体を確認できます。見る角度、倍率の違いから、歯の状態のチェックをしてくれます。意見を言い合える環境があるからこそ、その場で拡大された画像上で一緒に確認して、修正しながら治療を完成させることができます。
また、歯を作る際には、患者さんの歯の色や形など直接相談し、カメラで撮影して記録を残しながら作業を進めます。作成時にも相談しながら作っています。

院内に歯科技工士がいる。ハートフル歯科総合グループでは、歯科医師と歯科技工士がそれぞれの視点で意見を交わすことでより良いものが、出来上がります。

歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の3者は、定期的にカンファレンスをしています。
CTや被せ物セット前の模型を使い患者情報を共有します。
特に歯並びや、骨の状態、被せ物の形態によって、治療後の『管理』の部分での注意事項が異なります。
治療時に気になっていることを衛生士さんと共有することで、治療予後の部分で細菌叢の『管理』を徹底します。

3者が「協力」しているから、より良いものが出来上がるのです。

その為に、ハートフル歯科総合グループでは、『教育』『研鑽』を大切にしています。
新人が入ると、指導項目が列記された「スタンプラリー」を実施します。教育係りから指導を受けて「できる」ようになったらハンコをもらっていきます。スタンプラリーが終わる頃に、試用期間が終わります。
また、春の新人講義が、全体的に行われます。
オリエンテーション、社会人になっての心構え、女性のキャリア形成に始まり、歯周病治療、小児矯正、食育、セラミックなど多岐に渡ります。
その全てを理解する事で、ハートフルメンバーの一員となることが出来るのです。
その後、歯科衛生士は、朝講義を受けます。その中では、施術内容のチェック、治療の流れ、相互練習が含まれます。理事長のお口の中をクリーニングして合格するとデビューしていく決まりです。
歯科技工士は、CAD/CAMのABCコースという初心者の為に操作講義を行なっています。その後、CADデザイン練習を繰り返しデビューしていきます。

歯科医師は、各人が別々の専門分野を学び共有しています。

家族がいて、日曜日の数も決まっています。
細分化された、歯科学の全て学び続けるには、時間がありません。
ハートフルで働く歯科医師には、それぞれ好きな分野があります。その分野に特化した学会に参加したり、講演会を聞きに行ったりしています。
CAD/CAM、インプラント、根管治療、矯正、小児矯正、マイクロスコープ、歯周病、歯根破折、など別々の分野を学びに行っています。
それを全員で共有することで、限りある休日を使い、『Life&Work』のバランスを取るようにしています。

利他の精神

他人を思いやる気持ちを持ち、相互に支え合って仕事をしています。

各人が協力することで、理想的な歯科医療を目指しています。