こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

先日、休日を利用して、指導歯科医の野田先生の治療見学に行ってきました。
目的の治療は、「口腔外での破折歯接着治療」です。
1時間のアポイントで予約が入っていたので、前日に先生にお願いをし、見学させてもらいました。

昨年の研修医時代は“見学し放題“でしたので、たくさん見ることができました。
その時は見るだけで満足していましたが、最近自分で患者さんを担当するようになると、新たな疑問点が浮かぶようになります。

今回の見学は貴重な機会となりました。

本日は、見学の大切さについて考えたいと思います。

現在、歯科大学では国家試験の勉強に時間を割くようになり、実習の時間が少ない傾向にあります。
それに加え、コロナウイルスの影響でその傾向は増しています。

そのため、研修医時代に治療を見学することの重要性が増すことになります。
見学では歯科医師の業務内容、患者さん対応を学びます。
具体的には、治療の流れ(主訴、現症の視診、問診、処置)がどのように進められるかや、態度や言葉遣いなどについて把握することになります。

診療の現場において、ただ1日見ているだけでは学びは少ないです。
私は見学する際、自分がドクターチェアに座っているつもりで、自分だったらどう話して、次にどんな処置をするか考えながら見学をするよう心がけていました。
そうすると自然と疑問点が浮かんできて、質問することが多かったです。

今回の見学でも、指導医の野田先生はいろいろなことを教えてくださいました。
破折歯の抜歯の仕方から、不良肉芽の除去の仕方、スーパーボンドの扱い方など、実際に見ることでより理解が深まります。

予め動画や文献などで治療手順など確認はしていきましたが、臨床ではそれだけでは通用しないことを体感しながらの見学となりました。

今回の内容もしっかりと復習し、自分でも口腔外破折歯接着治療を行えるようになれればと思います。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科