先日、ハートフル歯科の院内にて、診療後の時間を使ってインプラントの勉強会を行いました。

当院では月に1回のペースでインプラントの勉強会を行っており、普段は理事長がインプラントの基礎から、最近経験された難症例まで幅広く講義してくださっています。

今回の勉強会は、少しいつもと違う形でした。

理事長ではなく、私が症例発表を担当させていただきました。

発表した症例は、昨年末に行った右下6番の抜歯即時埋入症例です。

インプラントシステムはバイコンを使用しました。

スライドでは、

・患者さんの基本情報
・術前のシミュレーション
・実際の術中の様子

について順を追ってお話ししました。

術前のシミュレーションでは、サージカルマニュアルを読み込み、模型を使いながら手技のイメージを繰り返し行いました。

また、普段から理事長のオペアシスタントにつかせていただく中で得た知識や視点も、今回の症例を考える上で大きな助けになっています。

一方で、実際の手術では想定通りにいかない場面も必ず出てきます。

今回の発表では、そうした術中に起きた想定外の出来事と、それに対してどのように対応したのか、という点も正直に共有しました。

院内勉強会の様子

 

右下6番の抜歯即時埋入症例について、術前シミュレーションから術中の対応までを共有しました。

想定通りにいかない場面も含めて振り返ることで、臨床に直結する学びの時間となりました。

今回、理事長ではなく私が発表を任せていただいた意義は、

「想定外への対応を、みんなで共有すること」にあったと感じています。

完成された症例だけでなく、迷いや判断の過程を共有することで、聞いている側にとってもより実践的な学びになると考えています。

当日は、講義を聞いてくださった先生方だけでなく、アシスタントさんも写真を撮りながら熱心に参加してくださいました。

院内全体で症例を共有し、学ぶ空気を感じられたことが印象的でした。

今回このような発表の機会をいただいたことで、改めて自分自身の知識を整理することができ、結果として自分の理解を深める時間にもなったと感じています。

今後も、院内勉強会を通じて学びを共有し、チーム全体でより良いインプラント治療につなげていきたいと思います。

遠藤和樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科