ワンデーセラミック治療
ハートフル歯科医院では、毎日必ずワンデーセラミックを行っています。
“CEREC3”を2012年11月に購入して以来のworkです。
コンピューターを使ったセラミック治療を初めて10年目を迎えています。
3万本を越える症例を通じて、患者さんから多くの学びを得ています。
また、8年以上の経過症例からセラミック治療の予後の良い事は立証されています。
「形成、接着、マテリアル知識」
この3点が肝になりますが、大学教育に入っていない現状の中で知識を得たり、共有する。教育まで確立している歯科医院がどれくらいあるのか?知るよしは、ありません。
ハートフル歯科医院では、歯学部卒後の管理型の臨床研修医指導機関として、厚労省から許可を取り、正規な臨床研修医の特別コースとして日本初の試み「CAD/CAM特別研修」を行なっています。
その教育を通じて、草の根にはなりますが、歯科業界の発展に寄与していこうと思っています。
このHP上の活動は、セラミックのワンデー治療、審美歯科治療についてわかりやすく解説するサイトになります。
今後は、Instagramを通じても、セラミック治療の実際を簡単に配信していく予定です。
今日のワンデーセラミック治療は、歯と歯の間の虫歯を治療しました。
歯肉よりも少し低くまで進行していて、浸出液や唾液などのコントロールが難しく治療困難な場所にむし歯ができていました。
写真をよく見ると、歯に沿った歯肉との間には、うっすらと光の反射が見えます。
それが水分。接着阻害因子なのです。
歯肉よりも低いむし歯では、口腔内の水分(唾液を含む)が邪魔をして歯とセラミックの接着を邪魔してしまいます!
そこで、ジンパック(歯肉圧排糸=黒糸)を巻いて、歯肉を少し押し下げます。
すると、歯の境界線がハッキリと見えてきます。
ジンパックを巻く前と巻いた後の写真などは、今後のサイト内のブログに期待しましょう!
その後、カメラで撮影して歯科技工士さんがチェック、パソコンで歯牙デザイン、機械で削り出して、装着します。
ブログのネタの宝庫ですね!
順番に書いていきますよ!
3万本の経験をこのサイトにぶつけていきます!
セラミックが、割れてしまう事を危惧している方もいるでしょうし、割れない素材もあります。
それも「マテリアル知識」としてプログに入れていきます!
30分でセラミックの出来上がりです。
天然歯と同じような色合いで、しっかりと接着した状態で装着されます。
マテリアルは、「VITA社 MARKⅡ 色2M2」です。
ハートフル歯科医院では、色にもこだわっています。
症例には、素材や色も記載します。(ドクターへマテリアル、カラーの記載をお願いします。)
なぜ、その素材を使い、色の選択をするのかについてなどプログになっていきます!
ブログには、基本キレイに入りました!がメインで難しい説明は、やめておきましょう。僕たちのしている、小さな工夫や、チェックポイントなどを分かりやすく、簡単に書いていきます。
セラミックは、審美的で、長持ちする治療だと確信しています。
また、ホワイトニングを併用すると、白くキレイになります。矯正をするとさらに歯並びも。
簡単な症例から、複雑な症例、僕たちの行なっている工夫、歯科技工士との連携、で得られるメリットなどを書き綴ります。
多くの方にその良さを知ってもらうために、このサイトを運営することにします。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義