大臼歯にジルコニアのクラウンを時々装着します。

ジルコニアについても書いていきます。

ジルコニアは、700〜1280mPa の曲げ強度を持つ素材です。

噛み合わせの強い方に、より自然な色合いの歯を入れる為に使用します。

従来の高強度セラミック400mPaの3倍の高さがあるのが特徴です。

歯ぎしりや噛み合わせの強い方にオススメする素材です。

もちろん、口腔内カメラで作るので模型はありません。

しかし今は、3Dプリンターで出力するとこのような模型が出来上がります。

なくても可能ですが、あった方が技工士さんは調整しやすいです。

支台歯は前周1mmの幅で削り、対合歯との厚みも確保してあります。

装着しました。

天然歯との色の差は、少なくキレイに入っています。

高強度が売りなので、インプラントや最後臼歯に使うことが多いです。

硬ければ良いとも思わないので適材適所で使い分けることが何事にも大切だと思っています。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科