バイコンインプラントの補綴物は、歯肉の下から太く立ち上がるのでキレイに仕上がっています。

正直、どの歯がインプラントか分かりますか？

僕が見ても難しいですよ。

正面にあるからこれかな？というくらいです。

正解は、奥から2番目の歯です。

レントゲンを見ると、太くて短く、セラミックとインプラントの間にくびれがあるのが特徴です。

この方のインプラントは、インプラント体の肩に骨がのっているので良好な経過を観察できます。

普通のインプラントは、ネジで留めます。

だから、ネジ穴があります。

プラスチックで蓋をしたばかりは、②のようにキレイですが、時間が経つと①のように目立ってしまうので微妙です。

前歯の裏なら良いと思うのですが。

大臼歯には破折することがなく、審美的で、解剖学的に事故の起こりにくい短いインプラント=バイコンをお勧めします。

インプラントは、なんでも同じだと誤解されている方も多いと思います。

インプラントメーカーによって、コンセプトが異なり、システムが違っています。

インプラントを考えた時には、先生の人柄、入れるインプラントの特徴など聞いてみると良いと思います。

インプラントへの想いがある先生なら、採用しているシステムの良さを熱く語ってくれるはずです。

こだわりのない先生なら、他の先生の話も聞いてみて下さい。

僕は、妻や友人にもバイコンインプラントを使っています。

全ては、患者さんとメンバーの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科