こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

先日、インプラントを取り扱っているbicon社が主催する、当院理事長によるセミナーが開催されましたので参加してきました。
内容はbiconインプラントの導入を考えている先生向けの、ベーシックセミナーでした。
朝10時から休憩を挟みながら約3時間の講義となりました。


インプラントにも様々な種類のものがあり、biconインプラントはインプラント体が短く、ノンスクリューであることが特徴です。
ネジで埋め込まないため、骨の中に置いてくるだけのイメージです。上部構造のセットの際にもネジは使わず、タッピングをすることでセットします。
その特徴により、初期固定が必要ないこと、解剖学的に適応範囲が広いこと、デジタルデンティストリーとの相性が良いことなどが実現可能です。
ハートフルではほとんどの症例にbiconを用いています。

セミナーでは、一般的な長さのインプラント、スクリュータイプのインプラントを使用してきた理事長が、なぜ今biconを用いているか、話を聞くことができました。
私個人としては、日常の臨床でよく見学させてもらっているので、その特徴を再確認することができました。
先日も今年の研修医の先生がオペ着を着用して理事長のアシストについていました。
アシストの位置は、処置を一番リアルに見ることができるポジションです。
講義の後には、模型を使ったインプラント埋入実習でした。低速で骨を採取できることが特徴で、模型でも実感できました。

コロナ禍前はCEREC治療やデジタル顕微鏡など、様々な分野で講演を行っていたとのことですが、今回初めて、外部の先生に向けた理事長の講義を聞くことができました。
インプラントセミナーについては、biconのアドバンスセミナーも担当されているとのことです。


セミナー後は、会場近くの寿司屋に連れて行っていただきました。美味しくいただくことができ、有意義な1日となりました。ありがとうございました!


医療法人社団徹心会ハートフル歯科