こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

朝の診療前の30分を使って、研修医の先生と一緒に歯周治療説明のロープレを行いました。

まず理事長から、歯周病治療について概要を聞きました。
ハートフルに来院される方は重度の歯周炎の患者さんはそこまで多くありません。
軽度の人を、悪化させないためのメインテナンスを主に行っています。
当院では衛生士さんの使用するユニットにもマイクロスコープが備えられていることから、「見て」治療することの大切さを確認しました。


患者さんへの説明には、歯周病治療についてのパンフレットを用います。
これは紙芝居形式になっていて、大まかな流れに沿って話していくことができます。
患者さんの思っている歯周病の知識と、私たちの知識のギャップを埋めていきます。
1つの流れの中で、患者さん個人個人に合わせて、抑揚をつけた内容として話す必要があります。

全体像を把握したら、それぞれロールプレイイングを行いました。
私は何度も患者さん相手に実際に説明を行なっており、自分の中でベストだと思う説明の仕方をしていました。
ですが、まだ説明で足りないポイントがあり、今回それを指摘していただきました。
患者役として聞くことも、新たな気付きがありました。
今後に活かしていきます。

ハートフル歯科には多くのメインテナンス患者さんが通ってくれています。
歳をとっても自分の歯で食事をしたいと願う方々です。
そういった患者さんたちに適切な情報提供を行い、デンタルIQを高めることが歯科医療者の務めです。
どう伝えたら、患者さんの行動変容を起こすことができるか、考えながら患者さんに接していきたいと思います。

歯周治療に関する朝練習は3日ほど行いましたが、よい機会となりました。
最近私は小児歯科の方で、MFT(口腔筋機能療法)について学んでいきたいと思っています。
今度はそれについての朝練習を理事長にお願いしました。
練習内容について、また報告させてもらいます!

医療法人社団徹心会ハートフル歯科