こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

本日は、ハートフル歯科で行われている患者さんへの治療説明の仕方をご紹介します。

歯科治療、特に根管治療ではマイクロスコープを使用しています。
術者は拡大されてよく見ることができますが、その画面を患者さんとも共有することができれば良いと思いませんか?
口腔内で何をされているか、患者さんは知りたいはずです。
しっかりと説明してくれる歯医者さんが求められていると思います。

そんな悩みを解決するのが、「カリーナシステム」というものです。
これは、歯科治療の様子を静止画または動画で記録し、患者さんに説明できる機械です。
言葉ではわかりづらい内容でも、映像を見れば一発で理解できることは多いです。

マイクロスコープにカメラとカリーナを備え付けるだけで、マイクロで覗いている画面をそのまま撮影することができます。
撮影の開始と停止はフットスイッチで行います。
わざわざ診療の手を止める必要はありません。

(引用: carina  admenic dvp2)

録画した映像は、50インチの大画面のモニターに映し出します。
モニターはタッチパネルになっており、再生やスキップなどの操作を行います。

さらに、映し出した画面上にフリーハンドで自由に絵や線を描くことができます。
この機能が一番嬉しい機能です。
画像を映し出しただけでは説明しづらいです。
根管口の位置を示したり、将来的なインレーの形態を描いてみたり、、
かなりわかりやすく伝えることができます。
しっかりとした説明をできることで、患者さんからの信頼を得ることができます。
患者さんのデンタルIQを上げることも歯科医師の役目ですが、それに貢献できていると思っています。


撮影した動画は保存しておくことができます。
前回治療時との変化も、映像として判断材料になります。

ハートフル歯科のインスタグラムでもその様子を確認できます。
興味のある方は、チェックしてみてください。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科