手術後

Q 1. 術後の痛みについて
A
手術直後は、2時間位は手術中の麻酔薬が効いています。麻酔薬が切れた頃に痛みが出ることが多いです。 そこで術前に鎮痛剤を服用してもらい、5時間程度は、最低でも効いている状態にすることで麻酔の切れる寸前の痛みを回避するようにしています。
手術後の痛みが心配な方には、手術前に飲んだ鎮痛剤の時間から逆算して、睡眠や軽い夕食などを考慮して、鎮痛剤の時間を指定しておきます。 多くの方は、夕方1錠の鎮痛剤、寝る前にもう1錠の服用すれば、十分な鎮痛効果が期待できます。 手術後に痛かったと言われる方は、手術後に痛くなかったからという方と、自分で鎮痛剤を飲む時間を調整して、痛くなってから鎮痛剤を飲む方です。
痛くなってから鎮痛剤を飲むと、鎮痛効果が出るまでに30分くらいは、かかります。少しずつ痛みが出始めて、我慢できないから鎮痛剤を飲み、効果がでるまでに合計1時間程度の痛みが出てしまいます。 術後の痛みについては、痛くなる前に鎮痛剤を飲む。痛くなりそうな時に先に飲むようにしてください。「手術をしているのだから、痛みは出るもの。痛みをコントロールして、痛みなくお過ごしてください。」とお話をしています。
Q 2. 術後の腫れについて
A
手術後は、手術部位が炎症を起こします。炎症時には、「痛み、腫れ、熱感、口が開きにくい」などが起こりやすいです。なるべく腫れの少ない術式が増えましたが、昔ながらの術式も残っています。 ある種、仕方ない部分になります。
しかし、極度の腫れや痛みは、多くの方が御免被るとお思いでしょう。 そこで、ここでは、頬部や口唇部の腫れの防止策について説明します。 生体に侵襲が加わった時に、自己防衛反応として炎症が起こるものなので、手術をする段階である程度やむ得ないことを、まずは理解してもらっています。その上で、腫れの防止策として抗炎症作用の強い、ステロイド剤を短期間服用してもらいます。薬の効果で強制的に炎症を抑えていきます。また、手術部位は、血管を拡張し、透過も亢進します。手術部位に出血も溜まり腫れてきます。そこで頬部を顔にテープを貼って外部から押さえ込みを図ります。テープ留めと呼んでいます。48時間で術後の炎症は、ピークを越えるので、2日間程度テープで抑え、3日間抗炎症薬を飲んでもらいます。抗炎症剤は、強めのお薬なので、手術当日は、多めに飲んでもらっています。その後、少しずつ減らしていきます。

術後の腫れは、お薬とテープ留めで以前よりもコントロールできるようになっていますが、実際には、多少の腫れが出て、本人から見ると、朝起きてびっくりする腫れになっていることもあります。 腫れについては、術者の予想よりも腫れることがあります。手術をしているので起こり得ることです。ご理解をお願いします。
Q 3. 腫れてしまったら、いつになったら消えますか?あざになりませんか?
A
多少の腫れは、いたしかたないのことです。顔面赤くなったり、青くなったりする痣ができる場合もあります。 その場合でも、1週間から10日程度で腫れや痣は、治ります。 青痣は、重力に沿って、術野から首筋の方に下りながら、黄色くなって、やがて消えていきます。色白な女性では、そのうすい黄色の腫れ跡が気になる方が多いです。日焼けしている方は、目立ちません。
心配する全ての方に、お伝えしていますが、痣として顔に残ることは、ありません。時間が解決してくれます。 逆に急いでも治す方法は、ありません。
手術後、1週間程度は、腫れた場合も想定してスケジュールの調整をお願いします。 歯科医院としては、腫れそうな手術の場合には、声かけをするようにしていますが、全て予想通りには、いかないこともあります。 最終的には、噛めるようになり、歯を取り戻せますが、途中は、山あり谷ありだと思って頂けると嬉しいです。
Q 4. インプラント本歯を入れた後、食事や話す際に影響は、ありますか。
A
インプラント治療終了時に、噛むことや話すことに大きな影響はありません。逆にインプラント治療中は、手術時の麻酔、術後の疼痛、腫れ、治療期間の食事など不具合が生じます。治療期間は、日常生活に不具合が生じることがあると思ってください。

インプラントもある種道具なので、使い方に慣れが必要です。 装着当日は、柔らかめの物を食べるようにしてください。 特に複数本のインプラントをやられた方には、慣れが絶対に必要です。慣れた後、天然歯の80点以上の使い勝手が得られます。
Q 5. インプラントによって、味覚や食感が変化することはありますか。
A
本来、インプラントの歯の食感は変わりません。しかし、食感が落ちたように感じる。反対側の天然歯とは、明らかに異なると感じる方がいます。それはインプラントの歯と天然歯では、構造が異なることが原因です。天然歯の歯根部は、歯根膜で覆われています。歯根膜には、センサー(圧受容器官)が存在します。わずかな噛む刺激も察知することが可能です。0.1mm程度沈み込み、クッションの役目も備わっています。インプラントは、骨と直接結合しています。そこが天然歯と大きく異なります。
インプラントには、歯根膜センサーはなく、顎関節由来のセンサーに依存しています。顎センサーは、噛む刺激が歯根膜ほど繊細ではありません。だから、強く噛み込みすぎる傾向を持っています。その沈み込みがない、噛む刺激が伝わりにくい差があるので、噛み心地に多少、差が出てしまいます。

また、沈み込みの有無は、噛み合わせ調整の際に、大きな差となります。沈み込み量が歯牙によって異なるので、ミクロンレベルの調整を行っています。 しかし、人間の体は、優秀なもので、時間が経つと慣れるため、その差は、減っていく方が多いです。
Q 6. インプラント周囲炎ってどうしてなるんですか。
A
インプラント周囲炎とは、インプラントが歯周病のような症状になることです。インプラント治療後に歯磨きが不十分だと汚れが歯肉とインプラントの間に侵入していきます。そして、歯ブラシできない歯肉と歯の境界に溜まってしまいます。この汚れは、歯周病の原因菌と同様の細菌層となっています。

初期の段階では、インプラント周囲の違和感や発赤、排膿、プラークの付着などが見られます。そのままにするとインプラント周囲の歯肉は、腫れていきます。やがて、その細菌によってインプラント周囲の骨は破壊され、溶けていきます。そして、インプラントを支える骨はなくなり、インプラントがぐらついてきたら、除去しなければならなくなります。初期の段階では、症状が少なく、重篤化するまで見つかりにくいものです。自分で見つけることは、困難です。そこで、重篤化する前の初期段階で発見するためも、メインテナンスでしっかり汚れを除去する習慣も持ち、問題が起こった場合、初期段階で被せ物を除去し、インプラント体内内部に侵入した細菌層を徹底的に洗い流さなければなりません。ご自宅のホームケアとして、フロスを使い、歯肉とインプラントの間の清掃を推奨しています 。
Q 7. 本歯装着の注意事項
A
数ヶ月、数年ぶりに噛めるようになります。だから、噛み合わせの歯や隣の歯は、びっくりして違和感を感じることがあります。舌や頬粘膜を噛んでしまうこともあります。リズミカルに動くため、食事の際に舌や粘膜がついていけない状態になっています。しかし、元々歯があったわけですから、「昔とった杵柄」とばかりにしばらくすると慣れてきます。 麻酔をしながら本歯の装着をし、何年ぶりかに歯が入ることで、違和感や噛み合わせが急に変わってしまうため、予期せぬ場合もありますが、本歯が外れたり、噛み合わせの不具合などの初期不良は、麻酔が切れた後に調整すれば解決できることが多いです。 すぐになんでも噛めたり、使えようになるとは、思わないでください。 新しいものを使い始めると、すぐに使い慣れる訳ではありません。 人工歯は、本物とは異なります。お口の中も微妙に形が昔とは変わり、噛み合わせも少し変わっています。なんでも同じとは、いきません。 道具だと思って、初めは、使い慣れて欲しいとお話ししています。

※インプラントと歯の違い
インプラントは、骨と直接結合して噛めるようにします。天然歯は、歯根膜という0.5mm程度のクッションを介して骨と結合しています。骨のクッションには、圧受容体があり、歯1本1本に噛む感覚が備わっています。この構造の違いにより、噛みごごちが若干異なるとおっしゃる方がいます。1本程度では、大きく差を感じることはありませんが、片側だけインプラントをされた方には、左右差を訴える方がいらっしゃいます。インプラントは、天然歯の80%の回復を目指してます。審美的、機能的に100%元の状態に戻すことは、できないことを理解してください。人工臓器で80%の機能回復できるのであれば、十分では、ないかと思っています。 また、歯根膜の存在で歯と歯肉の間には、細菌が侵入しにくくなっています。インプラントは、歯根膜が無い分だけ、細菌が侵入しやすく、本人のホームケア(歯ブラシやフロス)や定期的な歯科医院でのメインテナンスが重要です。
Q 8. メインテナンスについて
A
本歯を装着後は、慣れるまで数回チェックに通ってもらいます。 その後は、メインテナンスに入ります。呼び方は、定期検診でも構いません。一緒に行います。 メインテナンスでは、日々の歯磨きで取り残されている細菌叢=バイオフィルムの除去を行います。特に、歯周ポケットの中の細菌叢は、歯磨きでは、絶対に取れません。歯科衛生士さんの手に委ねましょう。 毎日の口腔ケアは、ご自身の歯のむし歯、歯周病などの予防にも必ずつながります。インプラントを含めた口腔機能が長期に安定して機能するには、今後の定期検診、メインテナンスがとても重要です。定期検診に通っていると、インプラントのトラブルも初期の段階で見つけることができます。膿んでしまい、骨が溶けてから、歯肉から出血すると来院される方もます。インプラントを除去しなければならなくなる前にメインテナンスでマメなチェックを受けていきましょう。

インプラントは、人工の歯なのでインプラント自体は、むし歯には、なりません。神経がないので、しみるや痛いとは、なりません。そして、インプラントの歯周病=インプラント周囲炎 また、ネジ緩みがあることに気付かない方もいます。その場合には、ネジ1本でインプラントを支えることになり、ネジが内部で破損して来院する方もいらっしゃいます。ネジが折れてしまうと、歯科医師は、外すことができません。専用の中ネジ除去ツールを使っても、ダメな場合もあります。その場合は、インプラント体を除去するしかありません。
インプラントを取り巻く問題は、本人が気付きにくく、悪化してから、気づいても遅く、インプラントを抜くことになってしまうこともあります。メインテナンスの必要性を終了同意書を通じて理解を進めてもらっています。 最悪な事態を防ぐためにも、患者さん自身のホームケアと歯科医院での定期的なメインテナンスと検診を受けることが重要です 。
Q 9. 定期検診では、何を見ているんですか。
A
①歯周病検査・歯垢・歯石・細菌層の除去
③歯肉の状況の確認
⑤インプラント周りの歯肉の発赤、プラーク(汚れ)の有無、排膿の確認
⑥インプラント周囲に専用の消毒薬を塗布します。

状況に応じて、インプラントの被せ物を外して、清掃、研磨などを行います。 意外と見落としがちなのは、噛み合わせです。装着した時には、調整がうまく行われることは当然として、数年後の噛み合わせについても考えていかなければいけません。天然歯、銀歯、セラミック、ジルコニアなど毎日の食事ですり減り変化していることを日々の臨床で感じています。そこで、素材による減り具合の差、歯の部位によってかかる力の差によって片減りがあることが分かってきました。また、噛み合わせも歯周病で歯が移動したり、歯を失って傾きが変化し、移動することがあります。その変化を捉えて、垂直に噛むだけでなく、横にずらした際にもしっかり噛めるように調整しないといけません。インプラトの歯だけに力が集中しないように、定期的にメインテナンスの際には、噛み合わせをチェックする必要があります。少しずつ噛み合わせは、変化するためにすぐに痛みなど出ることが少ないのが問題です。 「噛む力」を維持するために、天然歯の調整も含めて経時的な口腔内の変化を捉えていく必要が重要だと思っています。
Q 10. インプラントの歯を入れた後、長持ちさせる方法はありますか?
A
インプラントは、セラミックの歯なのでむし歯になることはありません。しかし、歯磨きをしっかりしなかったり、口腔内を不潔なままにしているとインプラントが歯周病のように状態になります。これをインプラント周囲炎と呼びます。 インプラント周囲炎も歯周病と似ている原因菌だと言われています。 患歯に代用歯(インプラントの本歯)が蘇ったことをきっかけに食後の歯磨きを習慣化して欲しいです。更にフロスや歯間ブラシなど清掃補助器具を使うこともお願いしたいところです。口腔内の清掃状態清潔に保つ努力をしてください。 歯軋りや噛み癖などにより、天然歯は、すり減っていきます。全く同じようにすり減ることもないので予想外の力が働き、人工歯が破損したり、外れたりすることがあります。次回、歯科医院で噛み合わせのチェックをして調整してもらいましょう。インプラントは、何十年も使って欲しいと思いますが、1本の被せ物のセラミックは、すり減ったり、割れたりしてきます。消耗品だと思ってください。靴底と同じですり減ったら買い換える、そんな気持ちになっていただければと思っています 。

インプラントを長く使うためには、患者さん自身がご家庭でのお手入れだけでなく、歯科医院でも定期検診やメインテナンスを受診してもらいたいです。インプラント治療で本歯が入ることは、インプラント治療の完了を意味してますが、メインテナンスの始まりでもあります。インプラント治療が終わっても、歯科医院との関わりがメインテナンスに形を変わるだけでお付き合いは、続きます。 お口の中の細菌感染対策・疾病予防に終わりは、ありません。自分自身の歯を大切にするためにも年4回程度のお口全体のメインテナンス・定期検診をお勧めします。
Q 11. 歯磨きの仕方について
A
歯磨きの際に歯ブラシの柄を鉛筆を持つように握り、力を入れないように歯と歯の間や歯と歯肉の境目などを丁寧に1歯1歯ずつていねいに磨いてください。研磨作用の強い歯磨き剤をたっぷりつけて力一杯ゴシゴシやると歯や歯肉に小さな傷がついて汚れがつきやすくなります。また、インプラントと歯肉の間に歯磨き剤が溜まってインプラント周囲炎になることもあります。歯磨き剤は、つけすぎないようにしてください。歯磨き剤が歯肉とインプラント歯の間に溜まってしまうこともあります。気をつけてください。 歯ブラシは、小さく振動させる感じで優しく磨くのがポイントです。最近では、『音波歯ブラシ』『ウォーターピック』などもインプラントには、効果的です。ECサイトで探してみるのは、いかがですか。 歯と歯の間、歯と歯肉の境目をていねいに磨いてください。ゴシゴシ磨くと歯や歯肉に傷がついてしまいます。 柔らかい歯ブラシで、1歯ずつ小さく動かしながら磨くのがコツとなります。 フロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間、歯周ポケットなどの清掃が重要です。 自分の歯と同じというよりは、インプラントの歯は、歯肉とインプラントがくっついていないことを理解して、自分の歯以上の歯磨きをするようにしてください。 毎日の歯磨き、清掃補助器具(フロス、歯間ブラシ)を使ったホームケアこそ、インプラントの長持ちの秘訣です。

注意:治療が完了した後に、歯ブラシがうまくいっていないためにインプラント周囲炎という、歯肉から膿が出てくる人がいます。その場合は、インプラントのセラミックの歯を外して汚れを確認しています。かなりの確率でプラークがついていることが多いです。その場合は、清掃して戻し、抗生剤を服用して回復を待ちます。メインテナンスに通ってらっしゃる方には、早めに問題を見つけ解決に導けています。
Q 12. 定期検診の間隔はどれくらいですか?どうしていかなくてはいけないのでしょうか?
A
本歯が入って、1週間後で最初の点検を受けてもらいます。噛み合わせ、歯肉の状態、舌や頬の肉を噛んでいないか、患者さんが気づいていない不具合を探します。もちろん、本歯の違和感・不具合がある部分もお聞きして対応します。その後、定期検診に入っていきます。年4回、3ヶ月に1回の通院をお願いしています。定期検診では、歯科衛生士によるインプラント体、及び周囲の検査、歯石の除去、チェックを行っています。また、ホームケアが適切に行われているかも見ながら、プラークコントロール(歯垢の口腔ケア)についてアドバイスをします。ご自身の歯も定期検診が必要です。一緒にチェックしていきます。インプラントも天然歯も口腔内の細菌・プラーク・バイオフィルム=汚れが原因です。呼び方は、重要ではなく。口腔内を清潔に保つことが一番重要です。日々の歯磨きと歯科医院のメンテナンスによって、口腔内の汚れのコントロールしていきます。口腔内の細菌は、決してゼロにはなりません。だからこそ、増えすぎない努力をして欲しいと思っています。

インプラントは人工の歯です。むし歯にはなりません、しかし、歯周病に似たインプラント周囲炎にはなります。しかし、インプラントには、神経や血液が流れていないので痛みや違和感など分かりにくいのが現状です。だから、インプラントの場合は、インプラント周囲炎になっても自覚症状がなく、膿がでて、歯肉から出血するなどの大きな症状がでるまで気づかないことが多く、近年問題視されています。さらに悪化すると骨が溶けてしまい、インプラントが露出するまで悪化してしまったため、インプラント除去になるといったケースも多く報告されています。こういう事態を避けるためにも、毎日の丁寧な歯磨きや定期検診(メインテナンス)に忘れずに通ってください。
Q 13. 他院で前歯にインプラントを行いました。割れたので作り直しをしてももらいたいのですが、可能ですか。また、メインテナンスを継続して欲しいのですがいかがでしょうか。
A
前医のインプラントのメインテナンスや破損修理などの依頼は、増えています。進学や転勤によって引越し、転院される方が対象です。 その場合は、引っ越す前に前歯科医院にインプラントの種類、サイズを確認しておいてください。 種類がわかれば、治療可能になります。

その場合は、引っ越す前に前歯科医院にインプラントの種類、サイズを確認しておいてください。 種類がわかれば、治療可能になります。 ただ、次の歯科医院には、取り扱いのインプラントがない場合もあります。インプラントのパーツを持っていないので、治療自体が難しいこともあります。専用ねじ回しを患者さんに別途購入してもらわないといけなくなります。その費用負担をお願いされるかもしれません。引っ越しをする際には、前歯科医院に、引っ越し先の近くで同じインプラントシステムを使用している歯科医院を紹介してもらうのも良いと思います。 過去には、イスラエルでインプラントし手術をした方が、日本に戻ってきて来院されました。現地の歯科医師と連絡がとれず、欠けたインプラントの修理ができないことがありました。逆に10年以上前のことですが、オーストラリアで手術を受けた方は、担当した歯科医師と連絡がとれたため、インプラントの種類とサイズがわかりました。その時、そのパーツが製造中止になっていました。ですが、製造元から代替品を紹介されて割れた被せ物の再作製が無事にできました。その方は、それ以降もハートフル歯科医院にメインテナンスに通ってくれていて、今げ現在も使用していることから合計30年近くインプラントは、使えています。 メインテナンスに関しては、歯科医院ごとにルールが異なります。自費治療のインプラントになりますので、メインテナンスも自費になります。と言われることもありますので事前に確認してください。 ハートフル歯科医院では、他院でやったインプラントも天然歯と一緒に、できる限りメインテナンスで診るようにしています。