歯内療法学会 専門医への道
今年、めでたく本山先生が根管治療の専門医の試験に合格しました。
7年間学会活動の成果
「根管治療専門医」合格おめでとうございます!
開業医が専門医になるのは、かなりハードルが高く困難極まると思っていましたが、本山先生のたゆまぬ努力によって、開業医出身でも専門医になれることが立証されました。
現在、日本とアメリカでは根管治療に関して技術格差があり、治療予後に統計上の大きな差異が認められています。
ここ数年の根管治療への回帰が進み、レベルの向上はあれども自費の根管治療として棲み分けをするという形になってきつつあります。
世界で1番マイクロスコープ普及率が高いとも言われていますが、保険制度の兼ね合いで自費の根管治療へという、やや歪んだ形態に日本は進んでいるように感じています。
携帯のようにガラパゴス化しているということでしょうか?
ハートフル歯科医院では、ラバーダムやマイクロスコープを保険内でも使用することで技術の研鑽に努めらようにしています。
また、そこで「マイクロスコープを使用した根管治療は、自費」というHP上よくある形にはしておりません。
通常の根管治療において、開業17年を経て、再治療や根破折にはあまり見かけません。
他の歯医者に行っているのかもしれませんが、真摯に向き合ってきた良い結果だと思っています。
今、自費化している部分は、根管充填する際に精度を上げるための特別な工程へ、根管充填材を日本では、取り扱えない最新の素材を使うことで予後の向上を目指す形に関して、自費という形を取るようにしています。
また、破折歯の治療“MTA”という特殊な素材を使用した根管治療も保険内で認められていないので自費とさせて頂きます。
現在、本山先生の指導の下、全員が多くの処置を行なっています。
マイクロスコープを覗いたら、いくらという形にはなっておりません。
ご安心ください。
僕は、コンタクトをしていますが、コンタクトをしたらいくらとはお金をいただいたおりません。
プロの歯科医師として、見えることは当然、見えない状態では、治療はできないと「マイクロスコープを覗く」行為を自費化する事には反対です。
プロだからこそ、道具にこだわり、よく見える環境で治療を行っています!
今年からハートフル歯科医院ドクター全員で、本山先生に続けと「根管治療の専門医」を目指して修行の道を決意しました!7年間かかりますが、必ず到達させたいと思っています。
専門医に向けたセミナーを受けていきます!
今年は、Ⅳ番を受講しました。
一年に1つずつ受講するので、7年間かかります。
ゆっくり、、みんなで学びを深めて行こうと思っています。
より良い根管治療を目指して7年間の道を歩き始めます。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義