フェイススキャンのワークフロー
まずは、フェイススキャンを行いました。
おっと、僕がいます!
12月のソウル研修でフェイススキャンの実機を使用して撮影体験をしてきました。
注目の製品でした^_^
1.顔貌情報として、フェイススキャンを行います。
撮影時間は、30秒!
一瞬でした。
「笑ってくださーい!」パチッ おしまいです。
フェイススキャンのデータをエキスポートを行います。
そのデータが取れたら
2.口腔内カメラで、口腔粘膜と小鼻、口唇を含めた笑顔写真の撮影を10分程度で行います。
上下左右、顔の写真
このデータを口腔内カメラからエクスポートして、USBで移動します。
3.別のパソコンに入っているEXOCAD(セラミックデザインソフト)に顔貌、歯牙データをインポートします。
最後にEXOCAD上で合体させます。
すると薄い顔貌画像の下に口腔内の歯牙データが現れます。
同時に色の濃さを調整してどちらかだけなど表示させられます。
もちろん、咬合平面も調整可能です。
口角から見える小臼歯の形までこだわれるところが今までと全く違って提案が出来ますね!
何度も修正を繰り返す事で、本人が来院せずにより良いセラミックデザインが完成します。
歯のない歯牙データと比較して、キレイなセラミックデータが組み込まれたシュミレーションが患者さんの笑顔のゴール設定が、確認できます。
夢が膨らむ瞬間です。
笑顔の口元でどうセラミックが見えるか!
本人が納得してからセラミックの削り出し、調整に入ります。
セラミックデザインで、患者さんを魅了できる時代になりました。
完成し、予想通りの素敵な笑顔になりました。
完全にDx化されていました。
九州支部会は、支部役員の方の発表が活況で大いに学びにつながりました。
一柳先生のプレゼンより自分の言葉に変更してブログを書かせてもらいました。
この場で感謝の意を示したいと思います。
ソウルでの講演、九州支部会での講演とコロナの間に、進化しているデジタル歯科治療に乗り遅れている感じが僕を焦らせます。
東京に引きこもり、情報をインプットしていなかったことを知りました。
年末年始に北海道、ソウル、九州と忙しくて出張していましたが、点と点がつながり、新しい形になると自信を深めています。
歯牙データ、CTのデータ連携、だけでなく、顔貌画像の有用性について学びを深めてました。
10年前にやってみたかったことが現実の世界になってきています。
全てを理解して、2024年は前に進んで行こうと思います。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義