インプラント治療の治療計画(骨造成)も変わります。
インプラント治療も、変わります
8年前は、上顎洞に造骨して、治療期間は、6ヶ月で歯周病で骨のない、上顎の6番にインプラントを行っています。
ここでは、バイコンインプラントが、インプラント体の4.9倍まで長く歯を作ることができる利点を利用して治療計画を立てています。
理由は、上顎に垂直的に骨を作ることが難しかったからです。
しかし、骨がないために、インプラントの歯牙部分が長くなってしまい、このように細菌がついて汚れてしまいます。
8年を過ぎて、若干、骨吸収が起こってきています。
この方には、定期的に外して、セラミックを洗ってあげる必要が出てきました。
そこで、現在は、同じように垂直的に骨のない症例では、垂直的に骨を作るようにしています。
従来なら上顎洞側に造骨することろを抜歯窩の骨を元に戻すような形に、垂直的に骨造成をするようになりました。
三角形の部分に骨が増えていることが分かります。
結論:
・部分的に垂直的な骨欠損には、GBR
・水平的な骨欠損には、サイナスリフト
になっています。
部分的な垂直的骨造成が、可能になり治療計画が変わりました。
数ヶ月後に、骨が固まったことを確認して、通常埋入手術を行い、造骨 骨内にショートインプラントを埋入します。
歯を失った人には、セラミックの歯を
骨まで失った人には、骨から歯まで 回復させます。
今は、骨まで元の方の状態に回復できるように進化しました。
すべては、患者さんの食べるの喜びのために・・・
下田孝義