ちょっと前のブログに、初心者向けのクレスタルアプローチは,粘膜が厚い方が良いと言う話をしましたが。下図

1ヶ月前は、こんな感じで粘膜が1ミリ程度しかありません。下図

同じ患者さんでも、体調によって粘膜の厚みは異なります。

難易度が全く違うということです。

確かに被曝の問題があり、CTを連続的に撮影するのは、どうかと思いますが、インプラント相談して診断時と手術当日では、数日間、あるいは1ヶ月程度 時差が発生します。

そこで、上顎洞を触るようなインプラント手術では、当日のCTで最終チェックが必要なんだということになります。

患者さんにとって、被曝させないことも大切ですが、インプラント手術をする上で、安全に手術を行うことのほうがもっと大切です。

インプラント手術は、安全・万全・十全 と120%確実な手術を、目指しています。

そのためにも直前のCTによる、粘膜の確認は必須と言えるでしょう。

全ては患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科