15年目を迎えた開業時のユニットの買い替えを行った。
コロナ下において、水漏れが発生し、この治療イスの下にバケツを置いて治療をしていた。
壊れていても、企業が停止していた為に修理には来てもらえない。困りながら診療を細々と続けていた。

GWが明けて、修理をお願いして今は正常に使えるようになった。

野田先生が持っているユニバーサル600というマイクロスコープも10年位経ったのだろうか?
オートフォーカスのマイクロが使いたくて、600万したユニバーサル600を買ったw

ハートフルでの、マイクロスコープの歴史もそのうち書こうと思う

そのマイクロスコープも今となっては、関節が故障して重たい鏡体が、時々ストンと下がるようになってしまった。関節を固定するネジが壊れていたようです。修理が出来ないという事で怖くて診療に使えなくなっていた。
それでもないとないと不便なので、手で抑えながら使っていた。治療中に、ストンと落ちると前歯が折れる大惨事の可能性がある。ホントに怖くて診療に使えないとここ数ヶ月思っていた。

ハートフル歯科には、カメラで口腔内の画像を見せる習慣がある。このユニットでは、カメラの画像が薄暗くイマイチの画像しか撮れない。
10年前の規格なので、これ以上は無理とのこと。
デジタルがこれだけ進めば、規格そのものも変わって当然だ。

記録媒体が、メガ→ギガ→エアードロップに。エアードロップは非接触となった。

もう戻らない世界。

規格が色々と変化する中で治療イスやマイクロスコープの不具合も増えて、遂に買い替えを決意した。

カメラタイプのマイクロスコープ搭載治療イスである。

カメラは、動画対応
4Kとなる。
正面のモニターは、50インチ

CADCAMにも対応している。
もちろんCTも写る。

10年前には、言われていなかったが。
写す画像は、モニターの性能に依存するんです。

事務用パソコンモニターでは、キレイな映像が出ません。シャープなレントゲン画像が写らないんです。そんなこと10年前は知りませんよね。

Macの画面は、キレイ!と言われていた。
Macのモニターの性能が良いだけだった。気づいた!

今は、家電のモニターで4Kと8Kが登場する。
HDMIが、広く使われて。
美しい映像が、身近になった。

精度の高いレントゲン画像が、身近になったことを意味する。

50インチ モニターも見慣れてきた。
そんなに珍しくもない。
25インチのモニターを卒業して、説明力、説得力の高いレントゲン画像を写せるようにしたい。

新しいユニットと新しいマイクロカメラで、新世界への扉を開く。

ハートフル歯科も新しいデジタル診療室に進化した。
10年前、東日本大震災の年に、CADCAM化、CTなどアクセルを踏み込んだ。
コロナ下で、僕はまたアクセルを踏むことになる。

新しい診療室に変える日が来る。
「10年ひと昔」

新しい診療スタイルを探すことにしよう。

すべては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科