最新マテリアル 「オムニクロマ」審美的なプラスチック充填について
オムニクロマという、製品が遂に登場した!
これは、なんだ?
七色のパッケージ?
赤、青、ピンク、紫、黄色?
そんな歯の色はない!
取り扱い説明書を見て理解する。
「シェードがない」
つまり、色の種類が、透明ということです。
むし歯の好発部位である歯と歯の隙間で実際に使用してみました。
この方は、写真で見ると普通の歯の色味なんですけど。
実際は、すごく白い、ホワイトニング済みの患者さんです。
ホワイトニングの結果、むかし充填したプラスチックと
自分の歯の色に差が出たので詰め直しをしました。
マトリックスバンドという、プラスチックを使い
隙間なくきれいに、充填しました。
カメラの性能で、白くうまく充填できていることが表現できず残念です。
この材料の特徴は、硬化後に透明度が上がり、
周囲の歯の色が透けて馴染んで見えることが特徴です。
ステルス迷彩や透明人間的なイメージですね!
歯科機材の進化だけでなく、素材の進化も著しいのが歯科業界!
10年1日のごとく治療をしている先生もいるかもしれません。
光陰矢の如し
コロナ禍で、世の中の時間軸は、思ったよりも早く進んでいます。
歯科業界でも、デジタル化が進む。
その次に、DX化(デジタルトランスフォーメーション)が進みます。
ハートフル総合歯科グループでは、現在、サブカルテのクラウド化、ペーパーレス化を進めています。
もう少しで、サブカルテのデータ化、予約管理、レントゲン管理、全てやっと、パソコンやiPadで閲覧可能になります!
未来の医療機関がこんなになるだろうなぁという、「ドラえもんの世界観」に近づいています。
壁掛けテレビ(液晶テレビ)
持ち運びの電話(iPhone)
電気自動車(テスラ)
タケコプター(大型ドローン)
「ドラえもん」の世界では、カルテなんて書かないに違いない!
サブカルテのデータ化は、別の機会に詳しく書きます!
全ては、患者さんの笑顔の為に・・・
下田孝義