ハートフル歯科医院で「メタモジ」という、サブカルテソフトをiPadで運用されるようになって1年が経過した。

紙カルテがなくなり、カルテ集めやカルテの片付けなどの業務が軽減されている。

色々考えて運用を始めたが、使えるものと使わないものに分かれて、発展的な運用が進んでいる。

最近使った患者説明の流れを少し載せてみたい。



上記のように、破折歯を伐採した際にiPadで写真を一枚撮り、カルテに添付した。

上からブリッジにする際、「歯牙を細く削る事」「2本の歯で3本の歯を支えるブリッジを入れる事」などをカルテ添付された写真に図解した。

口腔内の抜歯後の写真のため、白黒に加工して掲載した。

実際には、カラーペンで上書きしているのでより理解しやすい画像となっている。

今までは、白紙にペンで書いて説明後に捨てていた。

しかし、今では図解もカラー化、カルテと一緒に添付保存が可能となっている。

非常に便利なツールとなる。

サブカルテの管理が楽だったり、4歯科医院間でデータ共有するメリットを考えて導入されたが、こう言った口腔内の実際の写真、歯科治療後のイメージなど今までよりも、より正確に説明が可能となった。

もちろん、説明後に印刷したりそこに必要な金額を併記したりすることも可能だ。

その資料をiPad→患者さんのiPhoneにAirDropも出来る。

従来よりも一歩進んだ治療説明が可能となった。

歯科のDX化とは、こうやって使用しながら創意工夫されて行くことを実感している。

全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科