今回はiTeroを使ったインビザラインと、使わないインビザラインの違いについてです。

iTeroがあろうとなかろうとインビザラインは可能だです。

シリコン印象をアメリカに送ればマウスピースをつくってくれます。

確かにそれがマウスピース矯正だ!

そうか???

昔なら、いざ知らずにこれだけAIが進んでいる中シリコン印象!古い古い!

はじめから歯列データをパソコンに取り込んで(撮影)シュミレーションするんです!

そう、それが“アウトカムシュミレーター”です。

初診時の撮影画像からどう直すか、すぐに治療計画を書きます。

八重歯や出っ歯など自分の悩みを具体的に表現してくれる→それがアウトカムシュミレーターなのです。

ドラえもんのグッズのようなもので、まだ治療も始まっていないのに終わった自分の理想的な歯並びが見えてしまう。

ハートフル歯科医院は、セラミックやインプラントを売るんじゃない!

生涯美味しく食事をして、歌ったり、笑ったり、話したり。

笑顔の大切にするお手伝い!

幸せな時間、楽しい人生(老後の願い)を売るんです。

それこそ老若男女の果てしなき歯科に対する「希望・夢」なのです。

矯正の場合は、アウトカムシュミレーターによってより具体的に初診時の患者さんに「夢の入口」を作ります。

これは、ワイヤー矯正と明らかに違う機能です。

ワイヤー矯正は、術者のイメージに沿って治療は進み、どうなったら順調か?うまく治療が進んでいるのか分かりません。

“プログレスアセスメント”を用いると、今治療がうまく進んでいるのか毎回評価できます。

この毎回が重要です。

リモート矯正の中にある携帯電話を使用したマウスピースとのフィットによる進捗状況もありですが、マウスピースとのフィットを画面越しに行なうのと、歯牙データと治療計画の移動状況と直接マッチするのでは精度が異なります。

規格化された携帯電話のカメラ撮影とはいえ、微妙なばらつきは存在します。

しかし、iTeroを使った治療計画とその場の歯牙データとでは、結果のチェック精度が異なります。

毎週行う携帯電話のアプリでの家庭でのチェックと、数ヶ月に一度のiTeroのプログレスアセスメントを用いた院内でしか出来ないチェック。家庭と院内のダブルチェックで、リモート矯正を管理します。

人生において、たった1.5年間チューイを噛み、マウスピースを使えば使うほど予定通りに動きます。

誰かに見られていると思うから自分を律することが出来るのです。

逆に見られていないと思うから、万引きなども起こるのです。

治療期間の間だけしっかり管理して、良い結果を出す!それが可能なのが今のマウスピース矯正の力です!

ライザップがなぜ結果出せるか。それは、毎食の食事を写メしてトレーナーに送り管理されるからです。

後戻りするのは管理がなくなり誘惑に負けるからです。

矯正の後戻りは、体重と比べて少ない変化です。

夜間のマウスピース装着で防げる割とストレスがないものです。

治療期間の管理をすることこそ!成功の秘訣です。

・マウスピース矯正は、基礎矯正の理論、経験に基づく治療計画
・マウスピースのマテリアル
・進化するデジタル矯正を駆使した歯科医院の管理力

が合わさり進みます。

ハートフル矯正には、熟練したミナ先生の治療計画力、アライン社の開発したスマートトラック、アウトカムシュミレーターをはじめとするiTeroのアプリ、携帯電話を使用した家庭でのリモート矯正です。

これが複雑に絡まり、インビザラインは成功につながります。

オートマの車によって、運転は格段に楽になり、平均化しました。

しかし、アケセルやブレーキ、ハンドルさばきで今でも車酔いはなくなりません。

クルマのナビゲーションがあっても渋滞はなくなりません。

下り坂からの上り坂の後、トンネルの出口、合流の後は今も不思議と流れ出します。

テスラの目指す、カーシェアリング、FSDによってその全てが解決するかもしれませんが??まだまだ遠い未来の話です。

今の状態では、歯科医院の力でインビザラインも力の差が出るのは当然です。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科