バイコン関東甲信越支部会のお知らせ
バイコンインプラントの関東支部でもリアル開催のイベントが再開しました。
六本木のbuzz というバーを貸し切って行っています。
支部長の松村先生らが司会をしてくださり、平山先生からボストンの最新情報を伝えてもらいました。
国際デンタルショーの前という事で、その内容もチラリと示唆されていました。
全商品を把握する僕は「従来のライナップにない!」とするどく突っ込みたくなりましたが「余計な事は言わない」と空気を感じて撤退しました。
動きは早い(笑)
今回は10年前にハートフルに勤めてくれていた、菊地先生が講演してくれるという事でした。
どこのシステムを選んでも良い菊地先生ですが「色々考えてバイコンの永田さんにしました。」と上顎洞に触らない事でトラブルを回避するバイコンの考え方に共感をしてくれていました。
一緒に仕事をしていただけに発表をする後輩の成長が嬉しく思いました。
今となっては、そんなに年離れていませんが(笑)
最後の柴原先生の講義を聞いてまとめてみました。
「なぜ私がbiconインプラントに変えたのか?」
- ネジのトラブルが多いことよりスクリューレスインプラントに変えた。
- 最終補綴から3年以上経過症例が出て来たがほぼ全例トラブルなし。
- 連結しない→補綴の単冠仕上げが非常にやりやすい。
- 連結しなければいけない症例も中間アバットメントで対応できる。
- IOD用のロケーターというソリューションもある。
- 上顎臼歯部のアプローチがより、簡便に低侵襲になる。
- 低回転、無注水がダイナミックナビゲーションと親和性が高い。
というお話をお聞きしました。
僕のバイコンインプラントに持つ感想と同じだったり、やった事ないことだったりと大変参考になりました^_^
インプラントとセラミックを留める「ネジトラブル」については確かに
・折れたり
・緩んだり
・劣化したり
・取り外しが煩雑だったり
トラブルの原因です。
ハートフル歯科医院でも、何例かトラブルを体験しています。
ネジが折れた事だけで、数本のインプラントを撤去しています。
(18年間で数本で、当院のインプラントじゃないものが主です。)
一回のトラブルで、患者さんは不幸になります。
そうならないような万全な体制で治療に臨もうと誓って帰りました。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義
医療法人社団徹心会ハートフル歯科