今年も2名の研修医が入ってくれて研修が始まりました。

土曜日ということで、ドクターみんなで集まってランチで顔合わせをしました。

3月から数回に渡ってアルバイトに来てくれていたこともあり、初顔合わせは本山先生だけだったので、自己紹介など必要なく雰囲気で和気あいあいと談笑しました。

今年の研修医は青森県に研修に出るので、その間の話や年間スケジュールなども話しました。

年間スケジュールを全員で把握することで、研修医2名の教育スケジュールも共有し、みんなで研修医の教育サポートをしていく予定です。

教育カリキュラムを前期、中間、後期と3期に分けて進捗状況を確認しながら研修を進めます。

 

今年は4/1土曜日スタートだったので新入社員の皆さんにはまず、朝礼での挨拶からしてもらい、月曜日からは研修医、DH、DAさんのオリエンテーションや集中講義が始まります。

春の集中講義はハートフル歯科医院の沿革、即日セラミック治療、洗口液による歯周病予防、ショートインプラント、働き方、など、2時間×5回 が行われ、大学や国家試験に出ない内容、社会人の常識などをはじめに話していきます。

社会人1年目として、謙虚に仕事に臨みなさいと新卒の皆さんに話をします。

歯科医師になって25年が過ぎましたが、僕も1年目に指導していただいた60代の先輩歯科衛生士さんには、院長先生への言葉使い、患者さんとの距離、スタッフさんとの距離など教えて頂きました。

親知らずを抜歯している時に横で目くばせで合図されたことが一番の思い出です。

その時のDHさんのおかげでできるようになった原点です^_^

 

その頃の院長には「仕事は続けていればいつか覚える。人当たりや言葉使い、仕事への姿勢などは自分で取り組まないと変わらない。」と教えられました。

インプラントロジーという専門誌を読む院長からは、これもそのうち分かりたいと思って過ごせば分かるようになると言われていました。(当時は、全く分からない言葉、内容ばかりでした。)

その当時「歯科評論」という開業医向けの業界誌をまず読むように教えて頂きました。

その後は毎月母校の図書館で、デンタルダイヤモンド、歯科技工など、業界誌を毎月読むようになりこの習慣はそのあと3年間続けました。

 

気づけば新入社員の父親よりも年上も年齢になっていました。

「親父の小言、説教、思い出話」は老害なのでこんなところに書きづつり終わりたいと思います。

今は本よりも動画で基礎教育を学ぶ時代です。

動かない本の中で想像する学びでなく、動画で解説付きになりました。

ハートフル歯科医院では、動画による研修を義務付けることで、質の高い新人歯科医師教育を行なっています。

全ては、若手の未来のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科