いつも使っているCADの口腔内カメラで、撮影して仮歯を作りました。

左の写真のようにレジンの脚部がついて出来上がります。

脚部と歯の部分は細くなっていて、取り外しや研磨がしやすい形状で出力されてきます。

削り出しの仮歯と比較して、3Dプリンターの仮歯の特徴は内面の適合がよく、白い部分の付け足しなどの形態修正がやり易いところが特徴です。

また、診療室内で歯科医師の手作りのものと比較すると形がカッコ良いことが特徴です。

CADカメラを使用すると、歯牙データはパソコンに保存されて、歯科技工士さんが仮歯の形をデザインし、出力→研磨までしてくれます。

ただ、すぐその場ではできないので、お時間をいただきます。

装着しました。

2本つながった仮歯です。

手前のダミーの歯の下には、インプラントが眠っています。

上の歯は、半年間歯が出来ないので見た目を考えて噛ませていませんが仮歯を装着しました。

インプラントの治療中もなるべく仮歯をちゃんと入れるようにしておかないといけませんね!

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科