母親も87才になりました。

最後に本尊にお参りに行きたいと言わました。

お墓は高尾にあり、亡き父が愛した高尾の山麓にある山寺です。

しかし、本尊は京都の南禅寺です。

南禅寺は、「行こう京都へ」とJRのコマーシャルにもなる有名なお寺でした。

お恥ずかしいことに初めての参拝です。

紅葉が有名なお寺ですが、少し早めの参拝となりました。

子供達も一緒に参拝し「ここに下田家が納めらるているだよ」と伝えましたが、子供には少し難しいかもしれません。

しかし、祖母と初めて行く旅行を噛みしめてくれたと思います。

高校の修学旅行がなくなり、長男も初めての京都に行けました。

清水寺は必見です!

次に、三十三間堂です。

やっぱり金閣寺!でしょうか。

日本史の図表に出てくるところを周りしました。

せっかくなので、グルメも少しいただきました。

ハモ鍋です。

秋のハモは、脂がのっているで、美味しいとあの林先生が言っていました笑

宿泊はお寺の宿坊だったので、精進料理の朝ごはんでした。

お坊さんにはならないと思いました。

母親と話すと死生観について考えさせられます。

長男の僕と、長男の息子に墓を守るんだよ。とメッセージを込めて連れて行ったようです。

僕の弟の次男は、4回目だそうで家族の中でも温度差がありました。

ごめんなさい。

長男としてここ数年ですが、高尾の墓参りには母親の運転手として、    デートと称して行くようにしています。

そんな年周りになりました。

春になったら、母親が京都の葵祭りに行きたいと言われ、弟と企画を考えています。

元気な母親の笑顔に癒されて帰宅しました。

全て、ご先祖様のおかげ・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科