臨床研修医の研修の様子
4月から来てくれている、研修医の先生も早や半年が経過しました。
講義や練習を踏まえて、徐々に実践編となっています。
簡単な処置から、やってもらっています。
患者応対、診療技術の担保など4月から少しずつ進んできました。
だんだん歯科医師の顔にもなってきています。
自信が顔つきを変えるんですね。
11月初旬には、鶴見大学の口腔外科に行ってもらいました。
全身管理研修ということで、全身麻酔のオペ見学や入院症例を通じて開業歯科医院で学べないものを、見てきて欲しいという思いです。
彼女は母校の後輩ですが、鶴見大学は口腔外科が有名で、歯科医師のできる限界まで、張り切って治療しています。
だからこそ、母校で見れないような貴重なオペを見る機会に恵まれます。
大学を卒業後、開業医に下野してしまうと、2度と見ることのない世界。
これでもかというほど、解剖学の大切さが身にしみる環境です。
歯科医師としても大きくなってきて欲しいです。
人間の体は歯だけでなく、全身とつながっています。
歯科には、虫歯、歯周病以外にも多くの病気があります。
国家試験が終わるとむし歯屋、入れ歯屋になってしまいます。
私たちは、歯科医師で医師の端くれだ!と感じて欲しいとカリキュラムを組んでいます。
全ては、研修医の未来のために・・・
下田孝義