50歳も過ぎると老眼が出てきます。

仕方のないことです。

老眼に関しては、隠す気がないのでこんなふうに書いています。

明るい老眼ライフ!

小さい文字は、見えにくいです(笑)

しかし、一般診療では、7倍の拡大鏡やマイクロスコープを使用しています。

だから、ちゃんと見えています。

30代の頃から、老眼の心配をして、マイクロスコープや拡大強について理解して、使えるようにトレーニングを積んできました。

昔より使い方も上手くなったと自分でも思います。

拡大鏡やマイクロスコープに詳しくなると、色々見えてくるものが増えます。

道具なので良し悪しがあると思っています。

・一般治療は、座って行う習慣

・手術は、立って行う習慣がある

だから座位と立位で拡大鏡を変えないとやりにくいです。

姿勢によって使う目線が異なります。

また、オペ中は、膝、腰、首と多くの関節を駆使して、視野を確保して、治療を行うので、首の角度に関わらず目の前から動かないようにするためには、拡大鏡の重さも重要となります。

オペ中の視野を拡大し過ぎると歯が一本しか見えません。

それはやりにくいです。

視野と拡大率の両方が欲しいものです。

ほどほどの拡大が重要!

そこで、オペ用は2倍で、レンズに埋め込まれたサージテルが気に入って使っている。

レンズが眼球に近いと視野も狭まる事がない。

レンズが埋め込まれていると、レンズの固定器具もいらない。

軽くなっている。

サージテル以外だと、レンズの重さ明るさ問題や専用ライトな明るさなど諸問題が残るので、これ一択となっている。

しかし、販売中止になり、もう買い換えることはできません。

そこで、ヤフオクやメルカリなど探していました。

もう、10年以上使っていて、レンズが何度も外れて、瞬間接着剤で固定するんだが、やっぱり若干ズレてついていることを考えている。

目に負担が出るのでいやです。

販売中止なので、買い替えは無理でした。

歯がゆかったです。

今回、ほとんど新品のサージテル2.5倍が売りに出ていた。

当時は、かっこよかったのですが、座位で使用すると首の角度が疲れるので使われず、嫌われたんだと思います。

僕は自分の診療姿勢や患者さんの体位にもこだわりがあって、その全てをクリアーすると普段見えない部位が拡大鏡下で直接見る事ができます。

全ての環境が揃った時だけです。

その環境下を作ることで、ベストなパフォーマンスを、出しています。

守らないといけない形です。

ルールです。

今までの拡大鏡は、2.0倍です。

今は、15年前よりも老眼があるのでます今回を機に2.0→2.5倍に拡大率を上げてみようと思います。

大きなオペ環境の変化は、嫌ですが少しならしてみます。

ダメなら元に戻すだけです。

壊れたら、無くなったりする前にバックアップ用に購入できたので嬉しく思っています。

これで、歯科医師人生が伸びた気がしました^_^

全ては、患者さんとメンバーの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科