研修医への指導法
もう4期の研修医が、卒業していきます。
研修内容も少しづつブラッシュアップさせたいと思っています。
大学病院のような研修先であると認識されている施設ならいざ知らず、開業医ではモルモットではないと苦情が来ることが多いので慎重に対応しています。
研修医の先生には、事故など起こらないように指導しています。
その際に、患者さんの頭の上で指導するわけにもいかないので、終わった後に僕が何をしたのかを、しっかり図などを用いて伝えています。
処置が終わった後、忘れないうちにiPadに書き込み伝えます。
そのメモを自分にメールで送っておき、後で補足した文章を加えてドクター全員に送付します。
対象者だけでなく、全員で共有し、確認をします。
その人の技術的な進捗状況が見えるからです。
ハートフル歯科医院では、歯を抜かない治療、噛めることから健康をメインに考えています。
もちろん、歯を抜かないといけない場合にも遭遇します。
その場合には、メリット、デメリットの説明をして治療を選択してもらっています。
一般的には、歯を削り、神経を取り、歯を抜くことの出来高性で売上が発生しています。
それって破壊者=歯科医者と言われる元と考えたりしたいます。
歯科治療に関して、考え方が異なります。
お給料も出来高制の側面もありますが、歯を抜かない技術の進捗状況、患者さんとのコミニケーション、後輩への指導、メインテナンス患者さんへのフォロー、手の空いている時間には、研修医や新人教育を、時に床掃除などもお願いしています。
新人教育こそ、ハートフル歯科医院の底上げになると思い、日々努力しています。
もう3月も終わり、次の新人がやってきます。
新しい風と共に、成長していくハートフル歯科医院となっていきたいです。
おじさんになって、新人がキラキラして見えるようになりました。
そんな、キラキラがいつまでも輝いていけるように成長してくれたらと願っています。
全ては患者さんの笑顔の為に・・・
下田孝義