インプラントイヤーブックに雑誌投稿中
昨年秋に、雑誌投稿を依頼されて雑筆中です。
バイコンインプラントを始めて、10年目となりました。
日々大きな学びの中、バイコン愛は衰えることを知りません。
体は衰えても(笑)
バイコンインプラントの魅力を書いて欲しいという、依頼でした。
僕は、ショートインプラントに懐疑的でしたが、学ぶことで理解し、今は結果を出しています。
小柄日本人には、最適なインプラントだと自負しています。
最近、スクリューインプラントの中ネジのトラブルについて、考えるようになりました。
詳細はともかく、チタンのネジも折れることがあります。
チタンの中ネジは、1.3mm〜1.8mm です。
バイコンの結合部分は、最細でも2mm
通常は、3mmとなっています。
結局、チタンの強度は各社変わらないので太さ=折れやすさとなります。
うーん。
そんなことを考えながら、卒業して25年を越えて、経験=時間軸という新しい座標を得ました。
セラミックもインプラントもいますぐどうのこうのではなく、10年後どう機能するのかをしっかり考える必要があると思っています。
自宅は、子供たちがせわしないので マクドナルドにこもって、執筆中でした。
「時間軸」という基準は、30歳頃の僕に50代の恩師が語ってくれた話を思い出します。
その頃は、金属心棒と歯牙破折の関係を指していましたが、インプラント治療が、日本で広まって30年近く経過することで、インプラントの破折問題が浮上してきたようです。
昨年のスタッフ向けのインプラントセミナーでは、中ネジについて語りました。
「中ネジが折れたらどうなるの?」
・折れないバイコン
・中ネジを補強している構造を持つ、カムログ
・折れても必ず取れる構造のケンテック
それ以外を比較検討するクローズされたセミナーです。
雑誌には、そんなこと書いてありません。
バイコン愛❤️ について書きました。
全ては、患者さんの未来のために・・・
下田孝義