臨床研修が、始まって2ヶ月が経過しようとしています。
見学と座学で、国家試験と臨床との間を埋めています。

その隙間を理解した上で、練習に入っていきます。

実際の診療は、試合のようなものです。
試合に出られるレギュラー選手は、練習でも力を抜かず、しっかりやっている人です。
また、練習しないで有名な選手になった人はいません。

練習する→うまい選手
練習しない→うまくなれない選手

練習しない→うまくない選手

この3パターンしかないと思います。

センスがある。
練習しなくても、うまい選手もいる。
と反論する方もいます。
しかし、練習する選手は、この壁は、必ず越えていくでしょう。
30年間歯科医師をやる中で、努力し続けるから。

臨床研修歯科医師になった方に、
国家試験が終わったと慢心している間に次の歯科医師になった後の闘いは、始まっていますよ!

歯科医師国家試験は、昔と比較して難化しています。
僕らの頃は、95% 誰でも合格する時代。
今は、60%程度。
暗記の試験なので、大学受験の記憶ゲームの継続中と評価しています。
受験偏差値のまま合格率となります。
仕方ない。

でも、考えてください。
歯科医師国家試験は暗記問題の選択式だから、いってしまえばchatGPTにデータの読み込みさえすればすぐに終わる内容ではないでしょうか?
そんな試験だからこそ、合格すれば良い。
通過点だと認識して欲しいと思っています。

歯科医師としては、
国家試験の知識だけでなく、手の器用さ、コミニケーション力、継続して学び続ける力 が、要求されています。

新しく学ぶ、始まるものばかり、ペーパーではなく、相手は患者さんで、感情があり、病態も多種多様。
応用問題が続きます。

臆する事なく、大いに学び、手を動かし、患者さんに寄り添える優しい心を持った歯科医師に成長していって欲しいと思います。

そういえば今一緒に勉強している研修生のお名前にはどちらも
「優」の一字が入っています。
ご両親の思いがこもっていますね。
歯科医師として、
とても大切な「相手の心、痛み」を優しく包み込んでくれる大人になってもらいたいと思います。

 

全ては、未来の歯科医療のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科