院内カメラを入れて、10年くらい経過したので新しいシステムに入れ替えました。
10年前と比較して、画質も良く音声もかなりしっかりと録画できるようになりました。
また、録画、録音期間も1ヶ月程度遡ることが可能のようです。

HDDの容量が安価になった恩恵だと言えましょう。

今回このシステムを入れ替えたのは、

1.カスタマーハラスメントの記録

2.患者さんへの不適切な発言の記録

3.パワーハラスメントの抑止

4.セクシャルハラスメントの抑止

の4点です。

特に音声の録音が、しっかり取れる所が気に入って導入しました。
以前のカメラは、画面録画もあんまりできなかったのでどこの部屋が空いているかなどを確認するために使用していましたが、今回のカメラにした理由は、音源の記録を重視しています。

現在の社会では、コンプライアンスが重要です。

・患者さんが文句言えば聞くしかない世界
・患者さんにハートフル歯科医院の悪口を平気で言う先生

などが、ありました。

他院では、カメラやみんなからの死角に入り、歯科医師に言い寄られたなどの被害も聞いたことがあります。

そういった不要なストレスを軽減するべくカメラの入れ替えを行いました。

昔は、少なかったカスタマーハラスメントなどという言葉が世に出てきています。
モンスター患者さんは、いつどこで豹変するか分かりません。
治療が100%うまくいくことはありません。
予想を超える事態になることもあります。
期待に答えられない場合に、こちらが誠意を持って対応しても、一方的に怒られてしまうと萎縮して対応できなくなります。
その際に録画が、私達を守ってくれるかもしれません。

車にドライブレコーダーが付くようになって、街には、カメラが溢れたいます。
監視社会になったようで、心穏やかでない反面。犯罪への抑止力となっていることも事実です。

カメラ録画の下では、事実を遡ることが可能となりました。

第三者に聞かれても問題ない発言をするように心がけたいと思っています。
そして、患者さんへの優しい声かけにつながればと、思っています。

テクノロジーが社会を変える。
院内環境がより良いサービスと、クレーム対策になると思いました

全ては、メンバーと患者さんの未来のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科