バイコン社の講師を今年もやってきました。

10名程度のプライベートセミナーとして、毎年恒例となっています。
今年は、ローマ研修でご一緒した方々が、参加してくださったので、講義の途中もディスカッションに花が咲き僕も楽しく話させてもらいました。

バイコン講師3名が、それぞれのやり方を話していきます。その内容がすごくためになりました。
骨の取り扱いについては、圧巻でした。
骨造成について、先生達の意見交換をしました。

雑談が1番面白いってことです。

・未来の歯科治療は、どうなるのだろうか?
歯周病治療が、ゲノムを利用して細菌を特定して個別に歯周病治療をする。

・歯科医院数がピークアウトしたので、地方では、歯科医院経営に余裕が出てくる。

など、今後の歯科医療界の未来についての話題も面白かったです。

虫歯や歯周病は減るが、根管治療のトラブルが残り、インプラントは、残る。
総じて口腔外科は、ロボットにはできないので人の手が必要という3人の中のコンセンサスが出ていました。

デジタルの発展によって、歯科医療はかわる。
その恩恵が受けられるようにその変化を受け入れていきたい。

矯正は、インビザラインの発達が進み、AIによる治療計画が当たり前になり誰にでも治療可能な分野に大きく変化していくでしょう
インプラント治療は、動的ガイドサージェリーが進んでも、それを操るのは人なので確実に残るだろうと話題になりました。
若手の先生が多く参加していたので、10年後の歯科の未来を予想し、楽しんで講演をしてきました。

来年は、新しいコンテンツとして
サージカルガイドとトリニアの取り扱いについてのセミナーが予定されています。

約一年あるので、内容を精査してスライドの準備を始めようと思います。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科