歯科医師としては、新しい医療にも興味を持って仕事に取り組んでいますが、歯科の全てに手が回っているわけでもありません。
今年、55才になるにあたり、振り返りをして答え合わせをするようになっています。

3年くらい前に、GW中に、旅先で、右肩が痛くて、上がらなくなった時、中日の5/1 に診療してくれるという長野県の整形外科医院にタクシーで行きました
タクシー代が7000円かかり、かなり遠い場所でした。
それでも最寄りの整形外科医院でした。

肩関節が石灰化して、痛みが出ているとのこと。
応急処置として、ステロイドを局所注射してもらい、連休明け東京に戻り、オペする話が出ていました。

友達の整形外科医に相談すると、ガスター(胃薬)飲めって言われ、資料がメールで送られてきました。

何も考えずに、100錠3ヶ月飲みました。

治りました。

診察はしていません。

長野県のじいちゃん先生は、胃薬の意外な作用について知らなかったようです。

やっぱり、東京と地方では、差がある。

新しい医療を生涯に渡って追いかけることは、無理なんだろうなぁ、と思い出します。

僕は、まだおじいちゃんではないので、連休に大阪でデジタル義歯のセミナーを受講して最新のプリント義歯を学ぼうとしています。

デンカというソフトですが、三井化学が買収したので、国産企業になっているもので、
こりゃ本命だ!と思いました。

まだまだ、若い先生には負けていられないという思いで奮闘したいものです。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科