バイコンインプラントは、インプラント間距離が1mm程度あれば良いとされるので特殊なシステムです。

ねじ込むのでは、なく。
打ち込むところに特殊性があります。
過度に骨を圧迫しないで埋入するので、隣のインプラントと近くても骨結合するのです。

実際、インプラント治療を長年やっていると、初めは、天然歯があった所でも、10年の時を経て割れたりして抜歯に至ることもあります。その際に、バイコンインプラントなら、インプラント間に差し込むことが可能となります。

他社製品を使って、この場所にインプラントをすることは不可能でしょう。隣のインプラントを壊して、3番ブリッジとするしかありません。

清掃性悪いのでなるべくはしたくないです。

バイコンインプラントの応用範囲は、創意工夫で大きく変わります。他社と比較して、変わっている条件を把握することで無限の広がりを感じています。
ちなみにこの他社インプラント間の埋入は、初めてのケースです。サージカルガイドを使って、真ん中に上手いこと入れることができました。

10年前なら無理でしたね。
そして、20年間開業したから、必要とされるテクニックなのでしょう。

長くやることでハートフル歯科のインプラントテクニックは、必要性に迫られて進んでいきます。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科