治療椅子の明かりについて真剣に考えたことはありません。

しかし、今回口腔内をしっかりと見る・診断するには、明るいライトの重要性を感じる件がありましたので報告します。

マイクロスコープのライトが「ハロゲン→LED→キセノン」に変わった事です。

開業以来、マイクロスコープで歯牙の内部が見える、見えないが大きな話題となっており、レンズの透明度に関係する、と言われていました。

しかし、開業時から17年が過ぎて、レンズよりもライトの明るさでマイクロスコープの見えやすさは著しく違うことが分かり、メーカーのいう話が違っているという体験を通じて真実に近いものが見えてきています。

これは、ある会社の最新のライトの明るさです。約600ルクスでした。

別の会社ものですが、約700ルクスと表示されています。

写真は、カメラの写し方次第で実際の明るさは表現されませんが、数字は事実です。

古い機械では、約90〜150ルクスしか出ていないようです。

メーカーは、本当のことを教えてくれません。

売りっぱなしな気がしました。実際に調べてみて、初めて知ること。

それが真実です。

暗い口腔内を目を凝らして見る???

ナンセンスですよね。

ハートフル歯科医院では、また気づいちゃいました。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科