臨床研修医施設として「二期生」が登院してくれました
「初日のオリエンテーション」
毎日は、朝の掃除、朝礼から始まり、
アシスタント業務を1週間してもらいました。
1週間かけて、毎日のルーチンワークを理解してもらいました。
初日は、レントゲンのスイッチ係でした。(笑)
慣れてきたので、浸潤麻酔もしてもらい始めます。
色々頼めるように「早く仕事を覚えて欲しいなぁ。」と
1週間経ったので、「そろそろまじに研修をしないといかん。」と
遠藤先生には、ドクターマニュアルを精読する 「朝勉」 を開始しました。
朝の掃除の時間(勤務時間)を利用して、
保険内の治療で、教科書に書いていない事を
僕の25年間の臨床経験と僕の読んできた本、知見から話します。
印刷されたオリジナルマニュアル「ドクターマニュアル=診療の仕方について」
を読みながら深掘りしていく。それが、「朝勉」です。
また、臨床の現場で、直接見学してもらった内容は、
その直後、空いている時間でページを飛ばして解説します。
臨床現場は、教科書通りには進みません。
現場で行われている治療内容と、国家試験で学んだものとを自分で照らし合わせながら見学します。
その後、レクチャーを受けていきます。
見たものを、その都度レクチャーするのがハートフル流です。
「国家試験」「治療現場」「マニュアル=活字」の三者をリンクさせていきます。
ジグソーパズルのピースを1枚づつ渡されているかの如く、指導されていくものです。
OJT (On the Job Training )と言います。
そのマニュアルにメモを書き込み、研修を進めていくと、自然に全文のページにメモ書きが入っていきます。
最後には、先輩から受け継いだエクセルを整理しながら、加筆修正してもらいます。
「脳内タイピング」をするのです。
研修医の先生は、まとめる事で「治療技術が定着し完結」します。
過去の新人ドクターから、引き継がれて加筆、修正されています。
ハートフルの若手歯科医師の歴史です。
15年間の数多くの新人ドクターから引き継がれてきた「血と汗と涙」の結晶です。^_^
今年入社した遠藤先生にも、
「朝勉」を通じて理解したもの書き加えて、改善して欲しいとお願いしました。
バトンは、小坂井先生から遠藤先生に渡されました。よろしくお願いします。
最新器具が導入されたらマニュアルの内容も変わります。
そこにある「医院理念」は、開業以来変わりません。
根底にある「より良い医療をする」という、将来に渡って美味しく食事をする。
健口サポートを歯科医師としてやっていきたいと思っています。
わかりやすく言うと、「痛くない、削らない、抜かない」予防重視の歯科治療と言う事になります。
自分の受けたい治療、家族に受けさせたい医療だったら、患者さんにもオススメできますよね!
新しく入ったメンバーと、この医院理念のもと、三鷹の街の皆さんにより良い医療を提供していきます!
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義