こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

みなさんの大学では患者さんの情報をパソコンで見れたりしますでしょうか?
私の母校ではそうでした。
そのため、開業医でも当たり前のようにデジタル機器を使うものだと思っていました。

当院ではサブカルテとして「メタモジ」というものを使用してから2年弱となります。
私がハートフル歯科で研修し始めた頃にはすでに使われていました。

メタモジの導入に当てって、iPadを使うようになりました。
ユニット1台あたり1つのタブレットを使用しています。
受付さんも同じで、iPadで患者さん情報を確認しています。

メタモジを用いることで、診療の流れが効率化されます。
ドクターや衛生士は診療を行ったら、メタモジに診療内容を記載します。
その記載はクラウドでデータ管理されますので、すぐに受付さんが確認することができます。
そのため、患者さんがユニットを出て受付に行く頃には、お会計をする準備が整っています。
患者さんを待たせる時間は可能な限り短くなっています。

また、ハートフル歯科は現在4医院あります。北口院で治療を受けていた患者さんが、何らかの理由で、南口院で治療を受けることになっても、カルテはすぐに確認することができます。
カルテを探したり、片付けたりする手間がかからないことは、人件費の削減に貢献しています。

ちょっとした口腔内写真を記録したいときは、iPadで写真を撮影し、それをカルテに貼り付けておくことも可能です。
根管治療時のフィステル、小児の歯の萌え替わりなどです。

患者さんの数が少ない医院であればこういったシステムの必要性は比較的低いかもしれません。
多くの患者さんを診ているハートフルには、欠かせないものとなっています。

DX化は、iPadなど一見して経費はかか理ますが、人件費の削減やサービスの向上が見込めます。
診療の効率化を図ることで。より患者さんの治療に専念できる環境が出来上がっていると感じています。

見学の際、ドクターの治療だけでなく、診療環境にも目を向けてみるのもお勧めします。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科