こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

月1回のペースで開催されている衛生士ミーティングが今月も行われました。
今回は、歯周治療の流れについてでした。

衛生士の永田さんがスライドを作ってきてくださいました。
保険点数に関する単語の解説から、それに対応する患者さんの予約の取り方まで、わかりやすく説明してくださいました。
保険点数の勉強をする機会は少ないので、良い機会となりました。

また、令和4年の診療報酬改定で、歯周治療にもいくつか変更点がありました。
日本歯周病学会の歯周治療のガイドラインも2022年版が出され、その内容についても話がありました。
それらの変更点に基づき、院内での歯周治療の流れを見直そうという話し合いが行われました。

話し合いの内容としては、
・今後はBOP(出血率)を今までより重視していき、明確なリスク分けをしていくこと
・メンテナンス間隔、歯周精密検査についての確認
・メインテナンス処置の時間の使い方 (現在ハートフル歯科には、たくさんのメインテナンス患者さんが通っています。土曜日のアポイントだと、かなり先にならないと取れない状況です。そんな状況の中、限られた時間の中で何を重視して時間を使うのかについて)
以上のようなことについて話し合いました。

先日、歯周病治療説明のロールプレイングを行ったことをブログにさせていただきました。
私たち歯科医師も歯周治療に対して積極的に介入していくことで、患者さんの歯周状態を改善さて行きたいです。
それが、患者さんの歯を残すこと、予後の良い補綴物をセットできることにもつながります。

治療はドクターが行いますが、歯周秒に関しては衛生士さんが行います。
ドクターと衛生士さんが参加する衛生士ミーティングではその連携を強めるものとなっています。
日々の診療中だけではゆっくり話す時間がないですが、こうやってお昼休みにお昼ご飯を食べながら、ゆっくり話し合いができることも、ハートフル歯科の良さだと思いました。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科