こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

本日は、韓国研修2日目のセミナー中心にブログにしたいと思います。
会場はレントゲン機器などで有名なRAY社の会場を使って行われました。
講師の先生はカナダ人のアラン先生です。
一緒に写真撮影させてもらいました。


内容は、フォトバイオモジュレーションという治療技術についてです。
これは主にインプラント治療に用いられ、光刺激によって骨や軟組織の治癒を促進させるものです。
矯正治療の加速度矯正装置としても使われています。

事前に大まかな話は聞いていましたが、それがどういった機序で成立しているのか、また、実際の症例はどのようなものなのか、セミナーを楽しみにしていました。



アラン先生が手に持っているのがPBM装置で、赤い光を発しています。
これを口に装着して使用します。
光によって細胞が活性化され、治癒の促進と痛みの軽減効果があります。
これはインプラントの初期安定につながります。
また、インプラント周囲の殺菌により、インプラント周囲炎の予防にも使用できます。

セミナーを聞けたことで装置の仕組みが理解できました。
今後ハートフル歯科でもPBM装置を使用していく予定です。

セミナー終わりにはおいしいご飯を食べに行き、夜の便で日本に帰ってきました。
2日間にみっちりと予定が詰め込まれており、休む暇もなかったほどでしたが、多くのことを学んでくることができました。

コロナ禍以前は、理事長がよく海外での研修に行かれていたことは聞いていました。
当院のCERECやインプラントのbiconなどは海外で学ばれてきた知識を、いち早く取り入れたものです。
来年の韓国研修の企画も既にされていて、日程も決まっています。
まだ昨年は研修医をしていた私ですが、理事長に同行させてもらうことで、世界の最先端の歯科医療を学んでくることができました。
今回の研修で得た知識を落とし込み、患者さんに還元していければと思います。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科