こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。
国家試験を受験された受験生の皆さん、おつかれさまでした。
4月からは新しい研修医の先生が来てくださる予定ですので、楽しみにしております。

久しぶりの研修医ブログです。
先日3月11日土曜日に研修医の終了報告会が開催されましたが、そのことについてお伝えします。

もう残り数週間で、2人の研修も終わりになります。
終了報告会は毎年3月に行われ、1年間で学んだこと、取り組んだ症例について報告するものです。

研修医の先生は各自スライドを準備してくれ、10分ほどの発表を行いました。
内容はこばやし歯科での研修、鶴見大学口腔外科での研修に加えて、年度末に行ったCAD/CAM症例についてでした。

CAD/CAM症例は当院の研修の集大成のようなものです。
1年間、数多くの症例を見る中で、セラミックの形成、印象、セットの仕方を学んできたはずです。
それを実際の口腔内で実践します。
研修医の先生は、ご自身の知り合いの方でセラミック治療希望の方を見つけ、治療を行いました。
もちろん、事前に模型での練習や、口腔内写真の撮影練習も行っていました。

治療当日は、指導医の先生や歯科技工士さんのアドバイスのもと、治療を進めていきます。
2人とも、思っていたよりも時間がかかってしまったようです。

普段指導医の先生が短時間で終えている治療が、いかに精密なものか感じられるかと思います。
実際に自分で手を動かすことで、見ているだけでは気づけないことも発見できたようです。



発表後の質疑応答では、理事長をはじめ、いくつかの質問が出ました。
研修報告会は無事に終わりましたので、あとは各自ポートフォリオを最後まで描き切ったら研修が終了となる予定です。

この1年長かったようで、時間は一瞬でした。
私も一緒に多くを学べました。
2人にとって実りある1年間であったら良いなと思うとともに、ハートフル歯科の研修をさらに良いものしていきたいと思います!

医療法人社団徹心会ハートフル歯科