研修医の終了報告会
先日、3月16日に今年度の研修医の先生の研修終了報告会が行われました。
例年3月のこの時期に行われるもので、1年間の研修について振り返り、報告するものとなります。
研修医の先生は、10分くらいのプレゼンテーションにまとめてきてくれました。
内容としては、中間報告以降の出来事について多く触れられていました。
一番の目玉は、セラミック特別研修についての内容です。
これは、研修医の先生が実際に1 Day セラミック治療を行うものです。
今年の研修医の先生は、親戚の方と、ハートフル歯科のスタッフさんの歯を治療したようです。
プレゼンでは、初診時の対応から治療計画、実際の治療の様子を詳しく話してくれました。
12月に横浜で行われた、CADCAM学会にも参加してきたようで、デジタル化について学んでいました。
そこで得た知識も使いながら治療を行ったらしいです。勉強熱心で良いですね!
無事に治療は終わっており、まだ数ヶ月の予後ですが、問題なく経過しているとのことです。
そのほか、日々の診療に加えて、マウスピース矯正や根管治療についての特別講義もありましたので、そこで学んだ内容についても紹介してくれました。
この2つの特別講義は、私が研修医の頃にはなかったものなので、内心羨ましかったです。笑
年々研修医の講義も増え、より充実しているものとなっています。
プレゼンが終了したら、質疑応答の時間もあります。
主に、セラミック形成についての話が多くなりました。
プレゼンでは理解しきれない、その時の状況を質問しながら、もっと良い治療をするのにはどうするべきだったのか、検討することができました。
理事長をはじめ、何本ものセラミック治療、多くのCADCAMに触れているドクター陣との質疑応答は、有意義なものになったのではないでしょうか。
研修医の1年は長いようであっという間です。
研修医の先生にとって、実りのある1年になっていれば幸いです。お疲れさまでした!