医院の見分け方

インプラント治療を進める前に、適切な治療を受けるための医院の見分け方

インプラント治療において、最も重要な要素は下記の3点です。

  • 経験豊富なインプラント認定医であるかどうか
  • インプラントにCT設備や生体モニターなどがあるか
  • インプラント手術に適した体制があるか

経験豊富なインプラント認定医であるか

経験豊富なインプラント認定医であるか

一般的に外科医が「ベテラン」と言える症例数は200件と言われています。
しかし、通常の歯科医院においては年に数回の手術があれば良い方というのが現実です。

当院のオペ回数は、年間100症例以上あります。2年でベテランの域に達します。
それは、インプラント実施、歯科医院の上位10%以内に該当します。
インプラント自体を導入している歯科医院がまだまだ、40%程度と言われているので、全歯科医院の4%以内にあたります。

平均的な歯科医院の年間症例数は、10~20症例と言われています。
サンデードライバーのように、たまにしかインプラントを取り扱わない歯科医師の先生方の技術は、どうでしょうか?

インプラント歯科医院でも日本トップクラスの施術数になります。
年に数回しか行わないとなると、十分な症例経験を積むことが出来ないまま、インプラント手術に望むことになります。
外科手術とはいえ経験が物をいう部分も多くあります。

経験数があるか、重要な条件ですね。

インプラントに適した設備CTや生体モニターなどがあるか

安全なインプラント手術のためには、CT(コンピュータ断層撮影法)が必須です。
もちろん、当院では「歯科専用CT」を備えています。

もし、当院以外でインプラント手術をされる場合でも、CTを持たない医院では絶対に手術をするべきではありません。

もし、CTがなかったら

一般的に多くの歯科医院においては、インプラントの手術を行う前に「パノラマ像」という、2次元画像であごの骨を前からみて判断します。(下部写真)

しかし、人間の骨は人によっても違いますし、厚い箇所もあれば薄い箇所もあって、これを2次元の前から見たパノラマ像だけで正確に見る事はできません。

例えば、パノラマ像で下あごの骨を見た際に、唾液腺を抱える「舌下腺窩」や「顎下腺窩」というくぼみがありますが、前から見ただけではすべて同じような厚さに見えてしまいます。

さらに、上あごにある「上顎洞」という空洞は、2次元のパノラマ像では曇って写ってしまいます。
すると、実際よりも骨が厚くなっているように見えてしまいます。

CTがない場合

上顎洞が曇っていると、骨のように見え、インプラントを入れる厚みがあるようにみてしまうことがある。
さらに、大事な骨も2次元だとどこが薄いか、骨の形もわかりません・・・

多くの医院では、このような「骨の厚みがわからないパノラマ像」と「少ない症例数による勘」を頼りに、「大体これくらいは行けるだろう」と、適当に骨に穴を空けていきます。
もし、これで骨を突き抜けてしまったら、その先の血管や神経を巻き込んでしまいます。
実際にそのような事故は起こっているのです。

骨の厚みがわからないパノラマ像

赤いラインのところに神経(下歯神経)の通る管があり、骨の内側、舌の周りには、血管がたくさんあります。

少ない症例数による勘

上の図のようにレントゲンをみて2次元の診断をし、インプラントを埋入します。骨の本当の構造を把握できずに穴をあけ、もし貫通でもしたら大変です。

CTを使用し安全なオペを

CT(コンピュータ断層撮影法)を利用する事で、はっきりと立体的に骨の構造を把握することができます。
それによって、骨がどこまであって、鼻の粘膜がどこまであってと正確に把握し、安全な手術が可能となります。
当院では、歯科用のCT(コンピュータ断層撮影法)と院内のどこからでも、患者さんの構造を正確に確認できるように、専用の院内ネットワークを構築しております。

インプラントの土台となる骨の大きさ形は人それぞれ違います。
厚い箇所もあれば薄い箇所もあり様々です。
骨の構造を把握しないで、正確で安全なインプラント手術はできません。
逆に骨の構造が分かれば、どんな形の骨であっても正確にインプラントを差し込むことができます。

インプラント手術に適した体制があるか

インプラント手術には「経験豊富なインプラントチームメンバー」「厳密な生体モニターの体制」「手術室レベルの滅菌体制」が必須です。しかし、これらの体制が整っていない歯科医院も少なくありません。

手術の体制が必要な理由として、インプラント手術を受ける方の多くが、実は高血圧や糖尿病などを患っている事が多いです。
本人が自覚していない場合もあります。そのため精神的に緊張を伴うインプラント施術を行うときは、心臓や脳に負担がかかりやすい状態にあります。そこで、「患者さんの緊張をどこまでやわらげられるか」「手術中の体の状態を正確に把握できているか」という事がきわめて大事になってきます。

ですので、安定した力を発揮するためのサポートメンバーの存在、常に体の状態を観察できる生体モニター、細菌感染を防ぎ、術後トラブルを回避するためのオペ室、多くの滅菌体制などが必須です。

となりの椅子でむし歯治療などしながら、片手間でインプラント手術などもっての他だと考えております。

ハートフル歯科のインハウスCT

診療が治療を変える

病気にかかったら、精密検査をして治療を開始するのが当たり前の日本。

歯科でも同じです。
確実な情報をもとに治療を進めるため、患者さんに余計な負担をかけないために、当院にはCTがあります。
さらにそのCTは、世界的にもまだ数の少ない「歯科用CTで医科用CT1/8の放射線しか出ません。

レントゲンでは分からなかった骨の厚みも、一目で分かります!
更に院内にあることで、費用も1/4以下に抑えることができ、大きなオペだけではなく、歯周病の治療にも役立っています。

理由があって、自分の目で確かめる、そうして医療を受けるのは当たり前だとおもいませんか?
まずはご自分の体をもっとよく知りましょう!!

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従来のCT診査ステップ
  1. 基本診査医院
  2. CT撮影可能な
    総合病院歯科大学等別の医療機関
  3. CT撮影別の医療機関
  4. データ解析データ解析機関
  5. 診断医院
ハートフルでのCT診査ステップ
  1. 基本診査医院
  2. CT撮影院内
  3. 診断医院

大きな病院にCTを撮りに行くと、2~3万円かかりますが、当院では10,000円(税抜)で抑えられます。
さらに、診断までに10日以上時間がかかっていたものが、即日診断できるようになりました!

※保険内治療の診断を目的とした場合は、保険診療で3,500 円程度でCT撮影ができます。
保険外インプラント治療を目的とした場合は、その3倍10,000円(税抜)行っております。