夏休み最後の思い出
気づいたら、9/6でした。
夏休みの最終週は、子供達の宿題に追われてしまいます。と言っても、長男も中学生になったので、問題集とかに宿題も変わりました。
「いのちのたべかた」という本が夏休みの課題で、読書感想文だったのですが、やらずに放ったらかしになっていたので一緒に読むことにしました。
最近の子供達は、魚が切り身で泳いでいるとか思っている子もいるそうです。(もちろん小学校の低学年です。)
牛、豚、ニワトリは、動いている様子、実物は、知っています。しかし、スーパーには、お肉としてしか売られていません。
どうやって、牛が牛肉になるのでしょうか?
そこは、教えてもらえません。
そんな所から話が始まっています。
「生きる為の営み」として、必要なことなんです。
野菜しか食べなくても野菜の命を食べていると言えるのではないでしょうか?
「命を食べる」ことは、生きる営みとして、決して、悪い事ではない。汚い事でもない。必要な事なんです。と、書かれていきます。そして、漁師さんや畜産業、食肉場で働く人がいるから美味しく食事ができる事が出来るんだと。
失われる命、そこに携わる人
多くの事に感謝しながら食事をしていきたいと思いました。
本の中に、食肉に関する情報発信しているコーナーがあると、紹介されていました。芝浦にある「お肉の情報館」です。
行くことにしました。
食肉市場の中になり、牛や豚が、お肉になっていくプロセスについて紹介するビデオが公開されていました。血なまぐさいシーンも隠さずにしっかりと子供向けですがしっかり表現されていました。
本では、活字や、イラストでしたが、ビデオでは、そのものズバリですから。
ショッキングな映像だったことでしょう。
親子で一緒に「命の大切さ」を学ぶ良い体験となりました。
帰りには、3人で焼肉屋さんで、ランチ
「感謝して、いただきます。」
心のこもった言魂 を使い、食べました。
「いのちのたべかた」という本を通じて、子供達と夏休みの思い出が、出来ました。良かったです。
長男も「感想文も書けるよ!」とニコニコでした。
帰宅後のオチ
「おとうさーん。間違えたぁ。」
「感想文じゃなくて、重要なところを書き写すだけで良かった。」
「なーんだよ。」でも、楽しく過ごせたから良かったね。^_^
家族で行った「お肉の情報館」
お肉のでき方だけでなく、実は、同和問題なども語られています。
中学生になった、長男には、歴史教育、社会問題を親子で話題にすら良い機会になりました。
「自由・平等・平和な社会。」
子供達のためにも守っていきたいと思います。
休みは、家族と一緒に・・・
下田孝義