こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

これまでのブログで、何度も技工士さんについての話を書いてきました。
学生の間は、技工士さんと関わる機会がほとんどないと思います。
そのため、大変失礼な話ですが、歯科技工士は技工物を作るだけの人だと思っていました。
それが、ハートフル歯科で一緒に仕事をするようになり、技工士さんのイメージが変わりました。

ハートフルには現在、4名の歯科技工士が在籍しています。
みなさんデジタルに強く、毎日CAD/CAMを行っており、日々形成に関するアドバイスをいただいています。
他にも、義歯症例がある時など、一緒に治療計画を考えてもらうこともあります。
さらに、症例に関することだけでなく、患者さんに対する接し方を教えていただいたことがとても強く印象に残っています。

補綴物を作る際にはいくつもの注意点があり、技工士さんとの連携は歯科治療で非常に大切です。
そんな技工士さんと、この距離感でコミュニケーションをとることができるのも、ハートフルの良さだと実感しています。


この写真はジルコニアのクラウンになります。
以前、ジルコニア除去時の分割を練習したいと思った時に、技工士さんが用意してくれた物です。
私たち若手歯科医師の成長に協力的で、いつも見守ってくれています。

前回のブログでもインプラント実習についてお伝えしました。あの実習を通して、普段見ることのない技工サイドの工程を学ぶことができました。
技工士さんのこだわっているポイント、ドクターが注意しなければいけないポイントを確認することができました。
ドクターと技工士さんが全力で仕事に向き合うことで、最良の補綴物をセットすることができるのだと感じました。

治療はチェアサイドから始まります。
チェアサイドで誤差があると、いくら技工士さんに頑張っていただいても、それなりのものしかできません。
技工士さんとコミュニケーションをとり、すり合わせていくことが歯科技術の向上につながります。

ハートフルには素敵な技工士さんが在籍しています。
ハートフルの歯科技工士さん目当てで研修先を選んでも良いのではないかと思うほどです。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科