日本臨床歯科CADCAM学会九州支部会に参加してきました。
今回は、コロナ明けで3年ぶりの九州支部会に参加してきました。
北海道支部と九州支部支部長には、バイコンのユーザーでもあり、ボストン研修にも何度も参加してくださっている縁もあり、支部会運営に協力したくて、参加させてもらっています。
そこで、いつも仲の良い植田先生の講演を初めて聞きました。
植田先生からは、僕と近い歯科治療と患者さんとの関わりについて聞くことができました。
『健康は、(自分から)求め続けなければ手に入らない。一度悪化すると止められない。』
と、すごい良いお話をしてくれていました。
歯科治療が、「穴掘って埋める」土木工事だと思っている方も多いと思います。
また、歯科医師にも同様に「とりあえず、神経とって、とりあえず抜歯する」と診断を進める方もいらっしゃると思いますが、それは僕の考え方と全く違うと思います。
口腔内の健康→栄養の摂取→運動できる体を維持→社会参加が可能=食べる喜び・人と話す・笑う→生きがい へとつながります。
そこについて話しをしてくれました。
口腔の健康が失われると人生の質が下がっていくと考えています。
だからこそ、幸せに生きるために、健康を求めて欲しい、その必要性を歯科医師から発信して理解してもらうことの大切さを講演してくれていました。
あまりにも内容が良かったので、学会の本大会でも話して欲しいなぁと思いました。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義