もう7年前ですかね。

恭ちゃんとこばけんと3人で飲み始めた神楽坂会の忘年会兼ねたソウルに研修に行こう!が、始まりです。

第1回は、しんちゃんや永井ちゃんも一緒になり、5人でソウル研修が始まりました。

もうソウルには、5回くらい行っていますね?
毎回、研修先に見つけて、ソウルから世界の歯科医療を見る機会としています。

ソウルから世界を見る意味は、欧米の新しい医療がすぐに入ってくること、韓国のハイテク産業が日本よりも進んでいることがあります。

韓国の歯科医師の方は、英語が堪能で情報の入手が早く、厚労省的な役人が、海外製品の輸入に寛容な点が日本と違うルールなので、ソウルが進んでいる理由です。

今回は、韓国と日本の歯科医師のダブルライセンスを持つ、チェ先生からのご紹介でGraphy社に研修に行きました。

グラフィー社は、3Dプリンターの素材を作る会社です。特徴は、この変形する素材です。熱可塑性樹脂で、3Dプリントする技術、素材の開発をしています。

押すと引っ込む弾力性がポイントです。
硬くない事が最大のメリットです。

その変形するメリットを活かして、針金を使わない目立たない入れ歯を作る事が可能です。

また、この会社の3Dプリンターのポイントは、硬化させる重合の過程で、従来は、熱と特殊な波長の光線を使用します。
この機械は、さらに空気中の酸素や二酸化炭素を抜いて、窒素だけにして重合=硬化させるのです。空間の環境を変えることで高度な調整が可能です。

まだ、日本には正式な発売になっていませんが、3Dプリントの未来を感じる製品を作っていました。

楽しみですね!

未来の歯科医療

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科